メール媒体の価値低下?

エルゴブレインズが決算発表しています。
四半期ベースで売上6億。赤字8000万。

ちなみに、この情報を知ったのは、エムラボの村上さんのblogより。いつも情報早過ぎ。

オプトインメールの配信単価が@7.4円→ @6.5円と、一年間で12%も下落しています。

理由を推測すると、
メール媒体の広告価値が落ちている。

オプトインメールが読まれなくなってきている(開かれなくなってきている)。

これらは、メルマガにおいては以前から言われていたことですが、DEmailのようなターゲティングメールサービスにおいてすらその傾向が出てきた、という仮説が立てられるかもしれません。

更にその底流を推測すると、

①スパム、ウイルス付きメールの隆盛。

②コンテンツ配信/受信の媒体としてのメールのシェアの低下。

中長期的に見た場合の、webメディア→メールメディア→blogなどの流れ。
(メーリングリストって、これからはあまり使われなくなりつつあるのではないか。メールって、所詮はテキストなので、表現力に制限がありすぎるし。)

③P2Pメッセージングの媒体としてのメールのシェアが低下。

メッセンジャ類の普及。


RSSフィードします。RSSフィードされます。

今さらかよ感もありますが、RSSとかXMLとか、web servicesやらを調べ中。
価|格|.|comのデータを、何らか外部にOEM提供、配信、コンテンツ提供するための仕組みとして。
今回のこの関連の僕のアプローチとしては、
(i) ○△をやりたい。 → それを実現するために、□×というテクノロジを使う。
ではなく、
(ii)□×というテクノロジがある。 → これをつかって、どんなことやろうか!?
という流れ。

本日、RSSリーダを始めて使ってみました。

パラボナミニというのをまず最初に使ってみたが、I/Fもしょぼいし、使いにくすぎ。
某スーパーエンジニアのIトウさんに教えてもらったRabbit tickerというのを次に入れてみたが、まぁまぁいい感じ。
取り急ぎ、tanakayoshikazu.comとか切込隊長blogとか梅田さんとかエッヂの堀江さんのとか、定期的にちぇっくしてるblogを登録してみる。

個人的には、ティッカーって、視界のはしでチカチカするのがイヤなんだけど。
RSSリーダは、ティッカー的なI/Fをもつソフトウェアが主流のようですね。更新したら教えてくれるだけでいいので、メールI/Fでも全然いいんだけど。あるいは、半日に一回まとめてメールで飛ばしてくれるだけでもいいし。あるいは、メッセンジャでお知らせがポップアップするようなI/Fでもいいかも。
このRabbit tickerにしても、まだまだこなれてないなー。
個人的には、MSのI/Fに慣れてるし好きなので、MSがRSSリーダを早く作ってくれることを期待したい。IEかOutlook(またはOutlook Excpress)のアドオン(= OSにバンドル)という形になるのだろうか。

まぁ、何となく現状のRSSリーダがどの程度のものなのかは分かった。
まだまだ改善の余地はあるし、現状では、まだまだマジョリティに広まることはないだろう。で、これを使って何をやるか、ということについては、別途。


捕虜虐待などの戦争犯罪は絶対に永久になくならない。

ちょっと今さら感もありますが、ミクロレベルでの戦争犯罪について。

一連のイラク捕虜虐待ニュースの第一発目が流れ始めた頃、僕はベトナムを旅行していて、ソンミ村虐殺事件の写真とかを見ていた。

この手の戦争犯罪は、個人レベルのものか、組織的なものなのかを問わず、過去のいかなる戦争においても起こっていたことだろうし、今後もなくならないのではないか。

何をもって組織的だったと定義するか、というのもなかなか難しい命題だ。
小隊レベルで上官の指揮の下に動いた程度では組織的とは言えないだろう。
CIAなどの情報機関、それも、機密漏洩を防ぐために組織が極度にセル化されており、かつ、上長の許可を得ずに、一部の組織が独断で行った場合は、当該国家における組織的なアクションだったと見なせるかどうか?

まともな文明国家の正規軍であれば、ジュネーブ条約当たりに関しては、指揮官クラスは100%理解しているはず。末端の兵士一人一人も当然のこととして教育を受けているはず。そして、軍隊は必ず組織単位で行動するものである。組織単位で行動中であれば、指揮官の指示なしに末端の兵士が暴走することは、通常はあり得ない。

湾岸戦争以来、メディアの取材が戦場の最前線にまで進出し、情報がリアルタイムに、それこそ世界中に配信されるようになった。また、世界中に反米、反「イラク民主化=イラク進駐==イラク占領、まぁ、何と呼んでもいいけど」勢力は存在するので、ちょっとでも不祥事を起こせばあっという間に世界中に情報が広まって、叩かれる材料になってしまうことは、組織としての米国、米軍はよく理解しているはず。

それでも尚、現場レベル/個人レベルでは暴走してしまうほど、戦争というのは(現状のイラクが戦時といえるかどうかの議論は別として)人の精神状態を歪めてしまうぐらい特異な環境なのだろうし、人は弱いものだ、ということなのだと思う。

毎日のように仲間が殺され(=米軍兵士の死傷者が出て)、今日は自分が殺されるかもしれないような状況で、明確に自分や仲間に対して殺意を持っている敵に対して、人はどこまで冷静に対応できるものなのか?

各プレーヤが極度のストレスに曝されている非日常的事態においては、人は、普段のその人であれば考えられないようなトンデモナイ事をしでかしてしまったりする。

また、人は、皆誰しもが心に闇の一面を持っているものだ。

それはいけない事ではなく、自然なことである、と認識した上で克服して行こうという営み・努力が、宗教であったり哲学であったり、剣道や茶道のようなものなのだと思う。


生サナーギ、その後。

なんか、jugemの管理画面みたら、接続元ホストで、
…googlebot.com
が初めて入ってきていた。

今時点ではまだ飼育者リストには出てこないみたいだけど、明日くらいには出てくるのかな。

ちなみに、
…inktomisearch.com
というのも多数きているけど、これ、どこのロボットなんだろう?
USのYahoo!?

日本でinktomi(現:ultraseek)売ってる会社にいるくせに、いまいちよく分かりません・・・


個人情報漏洩は防げない。

ジャパネットたかたの社長の高田さんが、例の個人情報流出事件に関して、日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」でインタビュに応えている。「敗軍の将」といっても、商売で負けた訳ではなくて、たかだか個人情報を流出させてしまっただけ(おっと)なのだけど。

インタビュの中では、どこまで本気でどこから演技か不明ながらも、相当深刻に反省している模様。結局50日間も営業停止して、約100億円の見込み売上を逸したとのこと。

相当深刻なダメージだ。体力のない中小規模の会社であれば壊滅的だろう。社会全体、日本経済全体にとっても大きな損失だ。

で、個人情報漏洩を防ぐための方法を考えた。

企業レベルの施策としては、よく言われているのは、以下の3点。

1.システムによる防止策。
担当者ごとの権限管理、セキュリティの仕組み。スタンドアロンで管理するなど。

2.業務フローによる防止策。
担当者を複数置いて相互に監視させるなど。

3.社内規定などによる防止策。
従業員の会社に対する秘密保持誓約、社内の個人情報保護ガイドライン、罰則規定など。

しかしながら、これらだけでは、絶対に、個人情報漏洩は防げない。

個人情報漏洩の原因の多くは、内部犯行だ。悪意のある内部の人物が上記防止策をぶっちぎって不正に個人情報を入手し、外部に漏洩することは、防ぎようがない。
悪いやつは幾らでもいるし、そもそも、どんな聖人君子でも心の中に必ず矛盾や闇の部分を抱えているものだからねw

電子データであれば操作したログは必ず残るので、事件の後に犯人探しをすることは容易だが、その時点で既に発生した企業の損害は元に戻すことは出来ない。
個人情報漏洩の損害を補填する損害保険も最近はあるようだが、事件後数年あるいは数十年に渡る逸失利益の全てを補填できる訳ではなかろうし、地に落ちた信用、泥にまみれた社員の誇りを完全に元に戻すことは不可能に近い。

なので、社会全体で、私企業における個人情報漏洩防止の仕組みを作らなくてはならない。

個人情報を不正に入手して、漏洩した内部者は死刑。
これで解決。
死刑になるリスクがあるなら、そんなに危ない橋は渡らないでしょ。

さて、問題が解決したところで、
某 価 格 . c o m (←こうすると、サーチエンジンのロボット巡回は防げるのでしょうか???)でも、今後、ユーザから採集する個人情報の質/量を拡充していこうとしている。当たり前だけど、そうしていかないと、ビジネスがスケールしないし、上手くやれるかどうかが死命を制すると言っても過言ではないでしょう。ユーザがありとあらゆる消費行動(買いだけじゃなくて売りも含めて)をするに当たってのアカウント・アグリゲーションの胴元になります。


マーケティングに必要なセンスって何だろう?

マーケティングの分野は、既にかなり確立されたサイエンスの世界だけど、もしもそこにセンスのようなものが必要だとしたら、それは何だろう(・e・)? と、いうことをこの前からぼんやりと考えている。

それは、「無から何か新しいものを創造するクリエイティブなヒラメキ力」とかではなく、「世の中のいろいろな人たちをセグメンテーションして、セグメントごとの考え方とか発想をシミュレートできる力」ということになるのではないだろうか。

例えば、「日本人の平均的な人たちは、この製品の満足度はどのくらいか?」とか、「F1層はこの価格設定について高いと思うか?」とかのテーマを、一瞬のうちにそのセグメントの人のアタマになり切って、シミュレート出来る、ということ。

↑ 何か文章にしてみると、すごく難しそうなんですけど。どうやれば身につくでしょう。


auを導入しました。

モバイルの専門家となることにしたので、普段使っているドコモ(P505iS)に加えて、2台目キャリア/端末として、auのを購入した。端末はW11K。さすがにシャア専用カラーは恥ずかしいので、白で。パケ代定額の「EZフラット」というコースに入った。

ということで、ファースト・インプレッション大会。

端末のサイズは大きい。
その割りにボタンは小さく打ちにくく、インターフェースは最悪。ドコモでPanasonicのインターフェスに慣れているせいもあるかもしれない。最初はどうやったらブラウザ上でバックできるのか分からずにセッションをクリアせざるを得ず、発狂しそうになることがしばしあった。ATOKの使い勝手も最悪。まぁ、慣れの問題でしょう。

パケ代定額、第三世代でスピード高速と来れば、取り敢えずの世の中的な関心は「エロ」でしょう。キャリア公式メニュのリンクからたどれる範囲でいろいろ見てみる。この範囲だけでも、ミス何ちゃら投票とかアイドル水着みたいなコンテンツが多数ある。画面は小さいが、何とダウンロード型じゃなくてストリーミングで動画+音声が見れるんだ! 第2世代のドコモしか知らない身としては、素直に感動。ストリーミングなので、ロードを開始してから一瞬で再生が開始される。ストリーミング再生終了後は、そのまま端末にデータを保存できる。素晴らしい。アダルトコンテンツとしては、中学生ぐらいならばこの程度でも十分でしょうw

Yahoo!は、i modeで提供している、Yahoo!メッセンジャアプリとMy Yahoo!アプリは、EZ webでは提供していないのか??何でだろう?

あと、今、気付いたのだが、なんかかなりバッテリ部がけっこう熱を持っている。冬は暖房になっていいかもしれんが、僕は体温が高い人なので、夏はキツイかも。

GPSはかなり精度が高い。個人的にはクルマのカーナビも使ったことがないので、素直に感激。

i modeで使っていたリモートメールは速攻で契約解除して、EZ webで新規契約した。javaアプリの使い勝手やインターフェースは、i modeもezも同じみたい。