韓国が射程1,500kmの巡航ミサイルを開発?

産経新聞系ZAKZAKを何気なく見てて拾った記事。
(そう言えば、昔、ZAKZAKのバナー広告売ってたこともあります。)

【大阪から世界を読む】軍拡の韓国、仮想敵国は「日本」か 中韓「反日」タッグも想定すべき状態

一週間前の閲兵式で、自主開発した射程1,500kmの巡航ミサイル玄武3を初公開したとのこと。

この記事、ちょっと真偽不明ですが、署名の笠原健氏は産経の長野支局長のようです。

 

 

巡航ミサイルは、弾道ミサイルと異なり、地を這うように進んでいくので、PAC-3などの迎撃ミサイルでアタックすることは出来ません。
(弾道ミサイルのみであれば、理論的には迎撃可能)

また、北がNPT体制を事実上離れて事実上の核保有をしている現状で、将来的に南北が統一すれば、統一国家は、我が国への有効な核攻撃能力を持ち、我が国にはそれに対処する能力が無い、という状態になります。

 

中共と異なり、彼の国は米国と軍事同盟関係にありますので、万が一のことがあれば、日米安全保障体制は有効に機能しない可能性が高い。
そうすると、我が国は単独で対処するしかなくなります。
日米同盟に頼れず、単独で対処するしかない、という状態で我が国が取るべき方策は、口にするのも恐ろしいことですが、論理的帰結として答えは一つしかありません。


熊本市のフィルムコミッションを視察

2013年11月6日(水)、蕨市議会 総務常任委員会の一員として(そう言えば、私、副委員長になっております)、熊本県熊本市に、フィルムコミッションの視察に行ってきました。

 

フィルムコミッションとは

TVドラマ、映画、CMなどの撮影ロケ地としての誘致活動、支援活動のこと。
非営利で行うことが原則。
主に、ノンフィクション・創作物の動画に対して行われる。ニュースやドキュメンタリとして取り上げられることを誘致する訳ではない。
行政自身が一部署を設けているケースもあるし、観光協会、商工会議所などの民間非営利団体が行っているケースもある。
目的については、千差万別かと思う。

 

蕨市の映像制作撮影場所誘致における問題認識

蕨市の市役所本庁舎は、昭和30年台に建てられた、4階建てのボロいかわいらしい建物で、最近、よくTVドラマの撮影に使われる。
何故か警察署として擬装されることが多い。つまり、「蕨市役所」という看板は隠され、蕨市役所であることをアピールすることは出来ていない。
市民は「うちの市役所が出てる~(*゚▽゚)ノ」と喜ぶが、ロケ隊が市内に宿泊していくわけではなく、現状では経済効果、広報効果は皆無。

これを、予算を付け、何らかの目標を設定してテコ入れするべきなのかどうか?
今のまま来る者拒まず程度の受け入れ体制でやっていくべきなのかどうか?

 

熊本市のフィルムコミッション

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シティプロモーション課のスタッフから説明をお聞きしているところ。

元々は民間非営利団体が行っていたものを、市に移管した。
専任スタッフ3人 。
目的は、交流人口の増加(ロケ地巡りなどの観光客増)。
定量的成果目標は、特に設けていない。
ロケ隊の宿泊費、糧食費が地元に落ちるため、このための経済効果が得られている。

最近は、熊本市を舞台とするドラマであっても、ほとんど東京近辺で撮影することが多いらしい。

積極的な売り込み、営業活動というのはなかなか難しく、結局は人と人との繋がりの中で仕事を進めていくようなイメージらしい。

官公庁、特に警察との折衝を含むため、民間非営利団体がやるよりも、行政の一部署が行う方がベターではないかとのこと。
但し、人に引き継ぎにくい人脈で回していく仕事なので、異動がある行政組織には難があるとのこと。

 

所見

蕨市の場合は、本格的にテコ入れするにしても、期待できる効果はロケ隊の糧食費(弁当、飲み物など)が落ちることくらい。取り立てて観光資源がある訳でもないので、現状規模の拡大も難しそう。

ということで、現状通り、来る者拒まずで受け入れつつも、取り立ててて積極的な誘致を行う意義は無いなと思いました。

 

 

おまけの写真
熊本市内のマンホール
熊本市内の下水用マンホール。
真っ赤な肥後椿が美しいマンホールです。
熊本というと赤色なイメージですよね。


合志市 行政評価の仕組みを視察

蕨市議会 総務常任委員会にて、熊本県合志市に視察に行ってまいりました。(委員会メンバ全員参加)

合志市は、平成の大合併の際に2町が合併してできた市で、熊本市に隣接する、交通至便な地域を中心に、新婚~子育て世代の流入が続いており、人口が増え続けているそうです。

合志市役所
合志市役所庁舎。

行政評価の仕組みが先進的だということで有名で、これを見に行きました。

 

他所の市でよくある行政評価の仕組み

行政評価とは、行政のやったことを、事後的に、評価する(成績をつける)ものです。
設定した定量的目標に基づいて達成・未達成を評価し、定性的なコメントをつけ、場合によっては対象事業を今後継続的に行うかどうかについての判断を付けるものです。

概ね、担当部署における一次評価、上位組織(部長クラスなどによる組織)による二次評価の両方を行うケースが多いようです。

蕨市においてもこれは行われています。
市の事業というのは、最小単位ごとに数えると数百以上あるので、毎年これを全て行政評価するのはコスト的にも人的キャパ的にも大変です。そこで、毎年幾つずつと数を決めて、順番に行い、数年かけて一巡するようにしてあります。
おそらく、他の市でも概ね似たりよったりかと思います。

 

既存の行政評価の仕組みについての、個人的な不満

以下、私の個人的な意見ですが、

・自分で自分自身を評価することはそもそも無理。
どうしても採点する視点が甘くなりますので、評価は、利害関係がない外部の組織が独立して行うべきです。

・目標設定のプロセスと根拠が不透明。
既存の仕組みにおいては、目標を自ら設定することになっています。おそらく、実際には上位組織ないしは市長の承認を得た上で設定してることと思います。このプロセスと根拠が不透明です。
また、各事業の目標の中には、行動目標と成果目標が混在しています。例えば、行動目標は「年間○回、イベントを実施する」という類のもので、予算と人的リソースがあれば達成は容易です。他方、成果目標は「年間○回のイベントでの動員延べ数△☆人を達成する」というようなもので、これは担当部署が頑張る必要があります。私は、全ての定量的目標は、行動目標ではなく成果目標であるべきと考えます。

 

まあしかし、人事評価制度と同じく、組織の目標設定と評価というのは、組織オペレーション上の永遠のテーマとも言えるようなもので、ベストのやり方というのはなかなか見つからないものですよね。

合志市では、(行政自身が行う評価だけではなく)議会参加型の行政評価が実施されていると聞き、どんなものかと興味がありました。

 

合志市の議会を巻き込んだ行政評価の仕組み

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合志市政策部企画課スタッフより説明を受ける。

行政自身の評価プロセスについては、担当部署自身が一次評価を行い、部長級からなる上位組織が二次評価を行う、という点では、既存の仕組みと同じ。

その後に、議会での評価と、有識者・市民による審議会での評価を別個に行う。
これは、時系列で言うと行政自身による評価の後だが、独立したものである。
尚、議会での評価は、全議員参加で、内容は非公開。

その後で、評価結果をマージする。

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評価対象

以上のプロセスは、市が行っている全事業を対象としている訳ではなく、 市総合計画(5年タームの中期経営計画)における、26本の施策に対して行っている。

ここで、事業と施策という概念がちょっと分かりにくいのだが、要するにこれはテクニカルタームのようなもので、ざっくり以下のように分けられる。

事業
園芸品評会事業、学校土曜塾事業・・・などのような、予算別の最小単位。
合志市においては700くらいある。
一つの部署は、複数の事業を抱えている。
一つの事業を複数の部署が担当することは、無い。

総合計画上の施策
防犯対策の推進、行政改革の推進、生涯学習の推進・・・などのような、とても大雑把なくくりで、概念的なもの。
合志市においては26ある。
一つの施策が、複数の部署にまたがることもある。

 

事業評価は、やるべきかやらないべきか、幾ら予算をつけるべきか、成果として何を求めるべきか、 評価が人により会派により真っ二つに別れるだろう。
施策評価は、概念的なものなので、概ね意見が別れることはなく、全議員が話し合う中で、何となく「こんな感じだよね?」と合意出来るのだという。

 

評価に当たっての資料

全事業の財務部署に対する予算要求書を全て公開しているとのこと。
これはかなり画期的です。

 

 

これらとは別に、既存と同じような行政自身による全700事業の行政評価は毎年行っており、これも全て担当部署長の署名入りで全て公開しているとのこと。
これも画期的。

 

新しい行政評価の仕組みに対する市民の反応

残念ながら市webサイトの中の該当ページはほとんど閲覧されておらず、反応もないとのこと。

 

 

所見

合志市殿においては、せっかく先進的な試みを行っているにもかかわらず、市民に周知されていない点が残念。
広報に課題がある。
視察の場で見せてもらった資料も、はっきり言ってとても読みにくい。
ダイジェスト版を作って広報するとよろしいかと思料する。

 

理想的には、全事業について(総合計画における施策についてではなく)、議会が、定量的成果目標を設定し、評価を行うことが望ましい。
蕨市の場合、事業の数がいくつあるのか分からないが、千くらいか?
会派によって議員によって考え方が異なるので、話し合いの中で結論を集約することはほとんど不可能と思うが、定量的目標設定と評価についてはデジタルに出力し、定性的コメントについては全て併記するような形が望ましい。
時間的、コスト的にとても大変だが、一回やってみると面白いと思う。

ちょっと自分一人でやってみようかな。


新生会ニュース 2013年秋号

すっかり冬の冷え込みとなりましたが、皆様お変わりありませんでしょうか。
蕨市議の ほやたけし(保谷武)で御座います。
あまりに寒くて、今シーズン初めてニット帽を引っ張り出してきてしまいました。
寒いの大嫌いなので、もう熊のように冬眠したいですね。

 

ところで、私は蕨市議会において、保守系会派 新生会という会派に所属しております。
議員定数18名中の8名が所属する最大会派ですが、市長は日本共産党員ですので野党ということになります。

 

ただ今、保守系会派 新生会の広報誌『新生会ニュース 2013年秋号』を、市内全家屋のポストに配布中です。

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表紙。
2013年8月に佐賀県武雄市図書館に見学に行ったときのもの。
→レポートはこちら。
武雄市図書館の見学

私は体質的に紫外線に弱く、眼球や肌がとても日焼けしやすいので、眩しくて顔をしかめてます。

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タイトルは、言うまでもなく、私が好きなドラマ『半沢直樹』の名セリフをもじったものですが、もう放送終わっちゃいましたね。

記事全文は以下の通り。

倍返しで折り返しだ!

保谷武

 早いもので、2011年6月の市議選で議席をいただいてから2年が経ち、任期4年間の折り返し地点を過ぎました。

 今までの2年間を率直に振り返ると、一議員の持つ権限なり発言力なりというものが驚くほど小さくそれらを行使する機会が少ないことに驚嘆し、日々の雑務に忙殺され、やりたい事の多くに手を付けられずに終わってしまいました。ましてや、保守系会派 新生会は、共産主義者の現市長と相対立する野党であり、私自身が一年生議員でもあります。掲げていた所期の理想の実現に向けてどれだけ近付けたか若干心許なく思います。

 市政の現場は、議席をいただく以前に外から観察して想像していたよりも、遥かに複雑な力学が働く世界であり(その構成要素の一つ一つを丁寧に解きほぐすと、極めてシンプルなものなのですが)、未だに慣れず深奥まで理解しがたく戸惑いを覚えることが多々あります。

 目の前の資料の山の読み込みや地元地域のイベント参加を手当たり次第にこなしていると、それだけで一日が終わってしまい、所期の理想を忘れてしまいそうになります。

任期4年間の折り返し地点を過ぎ復路に入った今、改めて所期の理想の実現に向けて褌を締め直しております。私自身の課題としては、今後は議会活動その他を含めての広報宣伝と、ご支援者の皆様、その他市民の皆様とのコミュニケーションに力を入れて参ります。

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編集後記も、私が書いた記事です。

他に、武雄市視察レポートの文章もドラフトは私が書いたのですが、その後他の会派メンバの修正を加えて、私の感想と一部が真逆になっています。

私のレポート記事はこちら。
武雄市役所 広報へのFacebook活用とEC支援モール「FB良品」視察


田中良生代議士(自民党埼玉15区)の経産政務官就任お祝い会がございました。

昨日2013年11月10日(日)、蕨市内において、掲題の会が催されました。

田中良生代議士(自民党埼玉15区)、経産政務官就任御祝い会

挨拶をする田中良生代議士/経産政務官。

田中良生代議士(自民党埼玉15区)、経産政務官就任御祝い会

テーブルを回ってご支援者と談笑する田中良生代議士/経産政務官

田中良生代議士(自民党埼玉15区)、経産政務官就任御祝い会

 

お祝いの花束贈呈。

政務官には、国のために益々頑張っていただきたいと思います。
儀礼的なものも含めると出番はかなり多く、忙しいみたいですね。

 


【蕨市議会】熊本県熊本市と合志市に総務常任委で視察予定です。

さて、三連休の最終日、冴えない天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
蕨市議会議員の ほやたけし(保谷武)で御座います。

さて、明日2013年11月5-6日(火、水)の2日間、蕨市議会 総務常任委員会のメンバー全員で、熊本県は熊本市と合志市に視察に行って参ります。

熊本市には、フィルムコミッションを見に行きます。
合志市には、行政評価の仕組みを見に行きます。
詳細は後ほどレポーティング致します。

この間、地元を不在に致しますので、急用がありましたらメールにてwarabiathoyatakeshi.com 宛てにご連絡下さい。

 

議会の委員会視察といえば、「どうせ遊びに行くんだろ?」とよく批判されます。
私も、ごく親しいご支援者の方からも冗談めかしてそのように言われることもしばしばあります。
まあそういう時は、「いやー、えへへ」と応えてますけど。
これについては、いずれまとめて私見を述べたいと思います。
少なくとも言えることは、現行の視察システムは、インターネットが存在せず、国内旅行がステータスだった時代の遺物だろう、ということです。また、民間企業であれば、フィージビリティスタディに当たって現地調査するとしても、部署のスタッフ丸ごと全員が出張に行くということはあり得ない、ということを考えれば・・・まぁいろいろと大人の事情的なアレで差し障りがありそうなので、この辺で今のところは自主規制しておきます。

 

 

さて、熊本県といえば、公私あわせて2回行ったことがあります。

前回は、昨年2012年の3月で、蒲島郁夫先生の2期目の知事選(事実上、敵のいない信任投票でした)の開票の会を見に行きました。

かばしまいくお熊本県知事当確なう。

蒲島先生は、大学の時に教わったことがあり(と言っても、授業を受けたことがある、という程度ですが)、たまたま北九州出張(議員業の出張ではなく、本業での出張)と日程が前後していたので、ゼミ生だった大学同期の友人と遊びに行って、辛子蓮根と馬刺しで祝杯を上げたのでした。

当時受けた蒲島先生の講義は、政治行動論というもので、私の認識では、政治アクターの行動を統計的に分析して、数学的なモデルを作るというものです。例えば、選挙直前の世論調査で与党Aの支持率が○%だったら無党派層の何%が与党Aに投票する・・・△%だったら・・・みたいな。

今思えばけっこう面白そうな学問領域であり、この学問の成果物はおそらくTVの開票速報などの裏で現実的に活躍していると思われるのですが、この講義を何故か政治学全般のフレームワークが自分の中で出来ていない大学1年で受けてしまったので、「へー、こんな細かいこと研究する分野があるんだ~」という程度の感想を持っただけで終わってしまいました。

 

三連休の最終日で天気が悪く、ちょっと徒然なるままによしなし事を書きつくってみたのですが、このエントリにオチはありません。


蕨市けやき文化賞、自治功労賞表彰式がございました。

昨日2013年11月3日(日)は明治節でございました。
皇室の弥栄をお祈り申し上げます。

蕨市におきましては、市民会館において、蕨市けやき文化賞、自治功労賞の表彰式がございました。

DSCN6971

けやき文化賞は、蕨市中央にお住まいで、子ども会育成、青少年育成、蕨郷土かるたの普及に尽力された鍔屋正幸様が受賞されました。
おめでとうございます。

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自治功労賞は、教育委員会、消防団、町会活動などの地域の活動に貢献された方が表彰されるものです。

おめでとうございます。

記念撮影しているいところを横からぱちり。