市内各町会の納涼祭

蕨市内各地で、納涼祭、すなわち夏の盆踊りが行われました。

コロナ禍の発生以来、この種の地域の祭りイベントは中止されており、今年は3年ぶりに開催した、というところが多かったようです。
今年も開催を見送ったところもあります。

久しぶりだったため、イベント開催のためのノウハウが継承されておらず、大変だった、という感想をあちこちで耳にしました。

また、折から、町会役員の高齢化が進んでいたこともあり、櫓の段数を下げたり、櫓を組まなかったり、開催日数を短縮したりといった形で、規模を縮小したところも幾つかございました。

 

そのような中、私も、ほぼすべての市内町会の納涼祭にお伺い致しました。

市議会議員のときは、蕨市内の中でも、錦町地域の利益代表であったため、錦町の3町会のみしか行きませんでした。県議会議員は、県に対する、蕨市の代表であるが故に、日程が許す限り、市内すべての地域を巡回致しました。

市内すべての地域のご発展、ご隆昌をお祈り申し上げます。

 

水深町会
南町1丁目さつき町会

 

 

 

南町1丁目西町町会
土橋は、4町会の合同にて納涼祭が行われました
春日町会

 

 

北町4丁目町会
中央7丁目自治会

 

 

北町5丁目町会
南町2丁目町会
南町4丁目若葉町会
塚越3丁目町会
塚越7丁目町会
郷町会

 

 

こちらは、町会の納涼祭ではなく、わらび機祭り。

七夕装飾コンクールの審査員を務めさせていただきました。

 

 

塚越稲荷社境内の機神社における、機祭りの神事に出席しました。

 

 

須賀町町会

 

 

塚越6丁目町会
下蕨南町会

 

 

北町3丁目上町町会


埼玉県の施設見学(8) 大宮競輪場

大宮公園の中に位置しています。

大宮公園は、氷川神社の後背に位置しております。詳しい経緯は不明ですが、wikipediaの若干曖昧な記述によると、大宮公園は、元は氷川神社の社叢だったようです。

 

 

大宮競輪場

こちらは、野球場。

 

 

大宮競輪場

競輪場の入り口。

訪問日にはレースが開催されておらず、門は閉まっていました。

閉場日には、誰でも自由に入れる仕組みにはなっておりません。

 

 

大宮競輪場

車券売り場。

 

 

大宮競輪場

ここも閉まっていました。

しかし、路面のタイルの隙間からは雑草が生えてきているし、適切なメンテナンスが施されていないような雰囲気。

そもそも、ここ、やっているのかな?

たまたま閉場日なのか、そもそも閉鎖されているのか?よく分からないような感じ。

 

 

大宮競輪場

事務棟?

廊下らしき部分には常夜灯がついているが、人気はない。

閉場日には、誰もいないのか?

 

 

ということで、中は見られませんでした。

 

この大宮競輪場は、戦後すぐに作られており、老朽化著しいらしく、建て替えが課題となっているようです。

 

 

この、県の施設訪問シリーズは、これで一旦終了です。

他にも、県の施設はたくさんあるので、折を見て、一つずつ見学して回りたいと思います。


埼玉県の施設見学(7) 男女共同参画推進センター

男女共同参画系は、国でも地方でも力を入れている領域なので、このような県の施設があります。

 

 

さいたま新都心

さいたま新都心の中にあります。

 

 

さいたま新都心

さいたま新都心の一角にある、ホテルブリランテ武蔵野。

 

 

県男女共同参画推進センター

ホテルブリランテ武蔵野の入り口。

結婚式場を備えたシティホテルです。

 

 

県男女共同参画推進センター

この9階建てのホテル建物の、3-4階に、男女共同参画推進センターが設けられています。

どのような経緯でホテルの一角に設けられたのかは、不明。

決して交通の便がいいわけではなく、家賃も高そうですけどね。

 

 

ホテルブリランテ武蔵野は、

公立学校共済組合が経営しています。

 

 

県男女共同参画推進センター

ホテル建物の3階へ。

ここでも、男女共同参画推進センターの別称として、「With youさいたま」という謎名称が設けられています。

 

女性しか入れないわけではなく、男性やそれ以外も利用可能です。

 

県男女共同参画推進センター

中には、図書室がありました。

 

県男女共同参画推進センター

書籍の品揃えとしては、ジェンダー論に限定しているわけではないものの、女性の何かをテーマとしたものが多いようです。

 

 

県男女共同参画推進センター

閲覧コーナー。

学生が試験勉強をするのによさそうな静かな環境ですが、駅や学校から近いわけでもないので、利用者はあまりいませんでした。

 

 

県男女共同参画推進センター

4階に上っていくと、「女性キャリアセンター」というコーナーがありました。

こちらは、女性のみを対象としています。

掲示板には多数の女性限定の求人票が貼り付けてありましたが、これって、男女雇用機会均等法違反なのでは?

 

 

県男女共同参画推進センター

女性に限定した、キャリアアップのためのセミナー、講習会などの案内パンフレット。

保育、看護、介護など、業界・職種がかなり限られています。


埼玉県の施設見学(6) さいたま芸術劇場

旧与野市にあり、現在、大規模改修工事のために休館中です。

平成6年(1994年)にオープンしていたようですが、一度も訪れたことはありませんでした。

 

彩の国さいたま芸術劇場

工事は、2022年10月から2024年2月まで休館して行われる、かなり規模の大きなものです。

 

彩の国さいたま芸術劇場

プレハブの工事事務所。

 

 

彩の国さいたま芸術劇場

工事用フェンス。

 

 

彩の国さいたま芸術劇場

工事の内容は、概ね、老朽化対策というところかと思います。

 

 

彩の国さいたま芸術劇場

1年半に渡り休館しているので、指定管理者(運営委託先の民間事業者)によって、「埼玉回遊」という企画が動いています。

県内各地の文化芸術領域の団体、イベントを訪れて、発表しようというもの。

休館中の企画としてはちょうどいいものなのではないでしょうか。


埼玉県の施設見学(5) 生活科学センターと消費生活支援センター

この2つの施設は、川口市にある複合施設、SKIPシティの中にあります。

 

SKIPシティ

SKIPシティ全景。

 

 

SKIPシティ

複数の県施設が入居している他、川口市施設、NHK施設も入っています。

 

 

SKIPシティ

SKIPシティの中に入る。

 

 

彩の国くらしプラザ

生活科学センターと、消費生活支援センターというのは、ともに、県の県民生活部の傘下のサービスです。

 

  • 生活科学センター

ここは、指定管理者制度によって、民間企業に運営を委託しています。
別称として「彩の国くらしプラザ」とも名乗っています。

 

 

  • 消費生活支援センター

こちらは、県の直営ですね。

 

 

 

しかしながら、上記写真における看板を見ると、

「彩の国くらしプラザ」に、生活科学センターと消費生活支援センターが包含されているかのような表現になっています。これは間違っていますね。

そもそも、わけのわからない別称を名付けるのは、止めてほしいです。

「彩の国くらしプラザ」という名前を聞いて、どんなサービス内容なのか想起出来る人がいるでしょうか?
このような謎な名前は止めるべきです。

 

 

生活科学センター

生活科学センター

生活科学センターへ。

そもそも、この「生活科学センター」という名前も、何が何だかよく分からないですね。

 

 

生活科学センター

夏休みということもあり、大人に引率されたちびっ子たちで賑わっていました。

すべての展示物は、ちびっ子向けでした。
概ね、小学校中学年~中学生くらいが、対象として設定されているものと思います。

 

 

生活科学センター

買い物の疑似体験コーナー。

お金の価値を学ぼう、という趣向のようです。

 

 

生活科学センター

コーラや、缶ジュースなどに、一本当たりどのくらいの砂糖が入っているのかビジュアライズしてあります。

 

 

生活科学センター

タッチパネル式画面による、クイズ。

 

 

ということで、ちびっ子向けに、お金の使い方、買い物するときの注意点などを、楽しく学んでもらおう、という施設でした。

これは確かに、名前を付けづらい。
苦心の末に「生活科学センター」というネーミングになってしまった点はよく理解できました。

 

ちびっ子対象である点は、名称の中で明示した方がいいでしょう。
楽しく体験しながら学べる点も、アピールしたいところです。
お金の価値や、使い方を身につけてもらうのが目的です。しかし、学ぶべきなのは、お金だけでもなく、モノの価値や、お金よりも大切なものについても考えてもらいたい、という思いもあります。

なるほど、これは難しいな。

私が名付けるならば、「ワクワクお金とくらし体験館」といったところか。

 

 

消費生活支援センター

県消費生活支援センター

生活科学センターの奥のドアを抜けたところに、消費生活支援センターがあります。

 

 

県消費生活支援センター

ここは要するに、消費者相談のコールセンタです。

ネット通販のクレーム対応中に業者と連絡が取れなくなった、アダルトサイトの不当請求でつい支払ってしまった、パパ活で騙された、など。

 

このような消費者相談窓口は、市町村レベルでも設置されており、蕨市は、市役所内に担当者と机を設置しています。


埼玉県の施設見学(4) 南部保健所

次のエントリで述べるように、SKIPシティに向かう途中、イオンモール川口前川の近くで、「南部保健所」への道のりを示す看板を発見し、ちょっと立ち寄りました。

実は、ここに南部保健所があることを知りませんでした。

 

 

蕨市は、戸田市・川口市とともに南部保健医療圏に所属しております。
一つの保健医療圏に、保健所は一つ配置されます。

ここで、川口市は、中核市なので、県ではなく、市が独自に保健所を設置しています。

従って、南部保健所は、南部保健医療圏である蕨・戸田・川口3市のうち、蕨・戸田市の2市のみを管轄しています。

そうであるにも関わらず、南部保健所は、川口市に所在しております。

 

 

保健所と言えば、コロナ禍の渦中においては(まだ完全には収束していませんが)、かなり話題になることも多く、業務量がパンクして大変だった、ということは皆様ご承知の通りです。

しかしながら、平時においては、あまり話題になることもなく、一般市民が訪れたり、やり取りをする機会は、ほぼ皆無といったところでしょう。
飲食業の方々が、許認可の申請に訪れるくらいではないでしょうか。

 

保健所の歴史を振り返ってみると、

コロナ禍以前、行財政リストラの一環として、統廃合の流れがありました。
コロナ禍によって、保健所の存在、必要性が再認識され、最近は、増やしてほしい、より身近なところに設置してほしい、といった意見が増えております。

 

とは言え、

蕨市においては、南部保健所を川口市から、蕨市・戸田市のどこかに移してほしい、という意見は、今のところ聞いたことはありません。
蕨市議会でも話題になったことはありません。

以前、南部保健所長にお話を聞く機会がありましたが、県の中でも、移転の話が持ち上がったことは全く無いとのことでした。

なお、保健所長は、必ず医師が務めています。

 

 

県南部保健所

南部保健所の建物。

「く」の字型で、中心のくびれ部分に入り口があります。

 

県南部保健所

入り口から中に入ると、

「く」の字の建物の、

・右ウイングが、川口市保健所
・左ウイングが、南部保健所

となっておりました。

 

 

県南部保健所

こちらが南部保健所。

 

保健所と言うと、どんな設備があるのかな?と疑問に思うところですが、要するに、単なる事務オフィスです。
建物の中が、特殊な構造になっているわけではなく、単なる事務スペースと会議室があるだけのようです。

病院・クリニックではないし、ここで何らかの検査を行うわけでもありません。

ということで、移転しようと思えば、容易に移転することは可能ではあります。