戸田・蕨陸上競技選手権大会が開かれました

昨日、令和5年(2023年)8月27日、戸田市スポーツセンターにて、戸田・蕨陸上競技選手権大会が開かれました。

戸田市と蕨市の陸上競技協会の共催によるものです。

 

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炎天下、準備をしているところ。

一時、夕立が降ってきましたが、幸いなことに大会を中断するほどのものではありませんでした。

 

 

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それほど規模が大きな大会ではありません。

戸田市・蕨市の、小・中・高校生、そして少数ですが大学生や社会人も参加し、日頃の練習の成果を発揮して自己の限界に挑みました。

 

 

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種目ごとの表彰式。

 

 

私は、数年前から蕨市陸競の会長を仰せつかっております。

トラック競技、フィールド競技の経験はありませんが。

陸上競技をやる方の入会を募集しております。

 

 

広義には、陸上競技というと、マラソンも含みそうな気がします。
しかしながら、狭義の「陸上競技」=部活の「陸上競技」は、トラック競技とフィールド競技のことのみを指します。マラソンは含まないのです。

私は趣味でマラソンをやりますが、トラック&フィールド系とマラソン系は、まったくノリが違いますね。

マラソンは、私も含め、社会人になってからやり始める人も多い、気軽に出来るスポーツであります。
30歳くらいになって、仕事が落ち着いてきて、お腹ちょっとぽよってきたのでマラソンでも始めようかな~という、気軽な気持ちで始める人がたくさんいます。
60代、70代になっても、自分なりのペースで楽しんでいる人もたくさんいます。

しかしながら、トラック&フィールド系は、社会人になってから始めるにはハードルが高く、ほとんど不可能です。ほぼすべての社会人選手が、学生時代から続けていた人たちばかりです。
そして、競技年齢が低く、アマチュアの世界でも、概ね30代には引退するようです。

選手人口が少ない点が、地域の陸上競技協会運営上の難点であります。


埼玉県の施設見学(8) 大宮競輪場

大宮公園の中に位置しています。

大宮公園は、氷川神社の後背に位置しております。詳しい経緯は不明ですが、wikipediaの若干曖昧な記述によると、大宮公園は、元は氷川神社の社叢だったようです。

 

 

大宮競輪場

こちらは、野球場。

 

 

大宮競輪場

競輪場の入り口。

訪問日にはレースが開催されておらず、門は閉まっていました。

閉場日には、誰でも自由に入れる仕組みにはなっておりません。

 

 

大宮競輪場

車券売り場。

 

 

大宮競輪場

ここも閉まっていました。

しかし、路面のタイルの隙間からは雑草が生えてきているし、適切なメンテナンスが施されていないような雰囲気。

そもそも、ここ、やっているのかな?

たまたま閉場日なのか、そもそも閉鎖されているのか?よく分からないような感じ。

 

 

大宮競輪場

事務棟?

廊下らしき部分には常夜灯がついているが、人気はない。

閉場日には、誰もいないのか?

 

 

ということで、中は見られませんでした。

 

この大宮競輪場は、戦後すぐに作られており、老朽化著しいらしく、建て替えが課題となっているようです。

 

 

この、県の施設訪問シリーズは、これで一旦終了です。

他にも、県の施設はたくさんあるので、折を見て、一つずつ見学して回りたいと思います。


埼玉県の施設見学(7) 男女共同参画推進センター

男女共同参画系は、国でも地方でも力を入れている領域なので、このような県の施設があります。

 

 

さいたま新都心

さいたま新都心の中にあります。

 

 

さいたま新都心

さいたま新都心の一角にある、ホテルブリランテ武蔵野。

 

 

県男女共同参画推進センター

ホテルブリランテ武蔵野の入り口。

結婚式場を備えたシティホテルです。

 

 

県男女共同参画推進センター

この9階建てのホテル建物の、3-4階に、男女共同参画推進センターが設けられています。

どのような経緯でホテルの一角に設けられたのかは、不明。

決して交通の便がいいわけではなく、家賃も高そうですけどね。

 

 

ホテルブリランテ武蔵野は、

公立学校共済組合が経営しています。

 

 

県男女共同参画推進センター

ホテル建物の3階へ。

ここでも、男女共同参画推進センターの別称として、「With youさいたま」という謎名称が設けられています。

 

女性しか入れないわけではなく、男性やそれ以外も利用可能です。

 

県男女共同参画推進センター

中には、図書室がありました。

 

県男女共同参画推進センター

書籍の品揃えとしては、ジェンダー論に限定しているわけではないものの、女性の何かをテーマとしたものが多いようです。

 

 

県男女共同参画推進センター

閲覧コーナー。

学生が試験勉強をするのによさそうな静かな環境ですが、駅や学校から近いわけでもないので、利用者はあまりいませんでした。

 

 

県男女共同参画推進センター

4階に上っていくと、「女性キャリアセンター」というコーナーがありました。

こちらは、女性のみを対象としています。

掲示板には多数の女性限定の求人票が貼り付けてありましたが、これって、男女雇用機会均等法違反なのでは?

 

 

県男女共同参画推進センター

女性に限定した、キャリアアップのためのセミナー、講習会などの案内パンフレット。

保育、看護、介護など、業界・職種がかなり限られています。


埼玉県の施設見学(6) さいたま芸術劇場

旧与野市にあり、現在、大規模改修工事のために休館中です。

平成6年(1994年)にオープンしていたようですが、一度も訪れたことはありませんでした。

 

彩の国さいたま芸術劇場

工事は、2022年10月から2024年2月まで休館して行われる、かなり規模の大きなものです。

 

彩の国さいたま芸術劇場

プレハブの工事事務所。

 

 

彩の国さいたま芸術劇場

工事用フェンス。

 

 

彩の国さいたま芸術劇場

工事の内容は、概ね、老朽化対策というところかと思います。

 

 

彩の国さいたま芸術劇場

1年半に渡り休館しているので、指定管理者(運営委託先の民間事業者)によって、「埼玉回遊」という企画が動いています。

県内各地の文化芸術領域の団体、イベントを訪れて、発表しようというもの。

休館中の企画としてはちょうどいいものなのではないでしょうか。


埼玉県の施設見学(5) 生活科学センターと消費生活支援センター

この2つの施設は、川口市にある複合施設、SKIPシティの中にあります。

 

SKIPシティ

SKIPシティ全景。

 

 

SKIPシティ

複数の県施設が入居している他、川口市施設、NHK施設も入っています。

 

 

SKIPシティ

SKIPシティの中に入る。

 

 

彩の国くらしプラザ

生活科学センターと、消費生活支援センターというのは、ともに、県の県民生活部の傘下のサービスです。

 

  • 生活科学センター

ここは、指定管理者制度によって、民間企業に運営を委託しています。
別称として「彩の国くらしプラザ」とも名乗っています。

 

 

  • 消費生活支援センター

こちらは、県の直営ですね。

 

 

 

しかしながら、上記写真における看板を見ると、

「彩の国くらしプラザ」に、生活科学センターと消費生活支援センターが包含されているかのような表現になっています。これは間違っていますね。

そもそも、わけのわからない別称を名付けるのは、止めてほしいです。

「彩の国くらしプラザ」という名前を聞いて、どんなサービス内容なのか想起出来る人がいるでしょうか?
このような謎な名前は止めるべきです。

 

 

生活科学センター

生活科学センター

生活科学センターへ。

そもそも、この「生活科学センター」という名前も、何が何だかよく分からないですね。

 

 

生活科学センター

夏休みということもあり、大人に引率されたちびっ子たちで賑わっていました。

すべての展示物は、ちびっ子向けでした。
概ね、小学校中学年~中学生くらいが、対象として設定されているものと思います。

 

 

生活科学センター

買い物の疑似体験コーナー。

お金の価値を学ぼう、という趣向のようです。

 

 

生活科学センター

コーラや、缶ジュースなどに、一本当たりどのくらいの砂糖が入っているのかビジュアライズしてあります。

 

 

生活科学センター

タッチパネル式画面による、クイズ。

 

 

ということで、ちびっ子向けに、お金の使い方、買い物するときの注意点などを、楽しく学んでもらおう、という施設でした。

これは確かに、名前を付けづらい。
苦心の末に「生活科学センター」というネーミングになってしまった点はよく理解できました。

 

ちびっ子対象である点は、名称の中で明示した方がいいでしょう。
楽しく体験しながら学べる点も、アピールしたいところです。
お金の価値や、使い方を身につけてもらうのが目的です。しかし、学ぶべきなのは、お金だけでもなく、モノの価値や、お金よりも大切なものについても考えてもらいたい、という思いもあります。

なるほど、これは難しいな。

私が名付けるならば、「ワクワクお金とくらし体験館」といったところか。

 

 

消費生活支援センター

県消費生活支援センター

生活科学センターの奥のドアを抜けたところに、消費生活支援センターがあります。

 

 

県消費生活支援センター

ここは要するに、消費者相談のコールセンタです。

ネット通販のクレーム対応中に業者と連絡が取れなくなった、アダルトサイトの不当請求でつい支払ってしまった、パパ活で騙された、など。

 

このような消費者相談窓口は、市町村レベルでも設置されており、蕨市は、市役所内に担当者と机を設置しています。


埼玉県の施設見学(4) 南部保健所

次のエントリで述べるように、SKIPシティに向かう途中、イオンモール川口前川の近くで、「南部保健所」への道のりを示す看板を発見し、ちょっと立ち寄りました。

実は、ここに南部保健所があることを知りませんでした。

 

 

蕨市は、戸田市・川口市とともに南部保健医療圏に所属しております。
一つの保健医療圏に、保健所は一つ配置されます。

ここで、川口市は、中核市なので、県ではなく、市が独自に保健所を設置しています。

従って、南部保健所は、南部保健医療圏である蕨・戸田・川口3市のうち、蕨・戸田市の2市のみを管轄しています。

そうであるにも関わらず、南部保健所は、川口市に所在しております。

 

 

保健所と言えば、コロナ禍の渦中においては(まだ完全には収束していませんが)、かなり話題になることも多く、業務量がパンクして大変だった、ということは皆様ご承知の通りです。

しかしながら、平時においては、あまり話題になることもなく、一般市民が訪れたり、やり取りをする機会は、ほぼ皆無といったところでしょう。
飲食業の方々が、許認可の申請に訪れるくらいではないでしょうか。

 

保健所の歴史を振り返ってみると、

コロナ禍以前、行財政リストラの一環として、統廃合の流れがありました。
コロナ禍によって、保健所の存在、必要性が再認識され、最近は、増やしてほしい、より身近なところに設置してほしい、といった意見が増えております。

 

とは言え、

蕨市においては、南部保健所を川口市から、蕨市・戸田市のどこかに移してほしい、という意見は、今のところ聞いたことはありません。
蕨市議会でも話題になったことはありません。

以前、南部保健所長にお話を聞く機会がありましたが、県の中でも、移転の話が持ち上がったことは全く無いとのことでした。

なお、保健所長は、必ず医師が務めています。

 

 

県南部保健所

南部保健所の建物。

「く」の字型で、中心のくびれ部分に入り口があります。

 

県南部保健所

入り口から中に入ると、

「く」の字の建物の、

・右ウイングが、川口市保健所
・左ウイングが、南部保健所

となっておりました。

 

 

県南部保健所

こちらが南部保健所。

 

保健所と言うと、どんな設備があるのかな?と疑問に思うところですが、要するに、単なる事務オフィスです。
建物の中が、特殊な構造になっているわけではなく、単なる事務スペースと会議室があるだけのようです。

病院・クリニックではないし、ここで何らかの検査を行うわけでもありません。

ということで、移転しようと思えば、容易に移転することは可能ではあります。


埼玉県の施設見学(3) 県立武道館

県立武道館

広大な上尾運動公園の敷地内にある。

知らなかったけど、上尾運動公園て、県営だったのですね。

 

この建物、なんか、武道館らしく無いんですよ、外観が。

しかも、看板が設置されていないのです。

広大な上尾運動公園の敷地内には、様々な建物があり、初めて訪れた人には、どこが武道館だか分かりにくい。

 

県立武道館

なので、このように、手作りで紙を印刷しただけというチープな看板が、入り口に設けられていました。

 

県立武道館

中は土足禁止で、靴を脱いで上がる仕組みです。

あらゆる武道は裸足で行うものなので、当然ですね。

 

県立武道館

弓道の弓を持った人が靴を脱ぎ履きしやすいように、弓を立てかけるスタンドが設置されていました。

 

県立武道館

屋外の相撲場。

 

県立武道館

弓道場。

半オープン構造となっています。

 

 

ということで、県武道館については大きな意見は特にありません。

 

そう言えば、私は小学生の頃、仙台に住んでおり、剣道をやっていたのですが、道場が宮城県武道館でした。

高校教師や警察官や刀研ぎ師などの先生がボランティアベースでやっている民間の剣友会が、県武道館を時間単位で借りて、教室として運営していたものです。

 

上尾運動公園

ついでなので、広大な上尾運動公園を散策してみます。

 

上尾運動公園

かなりもしゃもしゃと樹木が茂っています。

 

上尾運動公園

災害用マンホールトイレが設置されていました。

 

上尾運動公園

このマンホールを開いて、上に簡易テント設置して、トイレとする仕組みです。

 

災害用マンホールトイレって、一時期、かなり設置することが流行ったのですけど、最近は流行が下火になっている印象があります。

結局のところ、大きな地震によってマンホールトイレの地下の下水管が壊れてしまったら使い物にならなくなってしまうので、フレキシブルに設置できる、持ち運び式の簡易トイレの方が使い勝手が良い、ということになったのではあるまいか。

 

埼玉アイスアリーナ

上尾運動公園内に、埼玉アイスアリーナという、屋内スケート場がありました。

 

埼玉アイスアリーナ

この炎天下、スケートをやろうという人たちは、ガチの選手達ばかりでした。

このスケート場、あれこれググってみたのですが、運営主体がどこなのかさっぱり分からず。webサイト上では管理者は民間企業となっていますが、県からの委託なのか?それともこの民間企業が上尾運動公園内に土地を借りて上モノを建築してサービス提供しているものなのか?

 

スポーツ総合センター

上尾運動公園内、スポーツ総合センター

ここは、公益財団法人埼玉県スポーツ協会、いわゆるスポ協(かつての体協)が管理者です。

ここも、県からの委託なのか、スポ協が土地借りして建てて運営しているのか、よく分からず。

 

スポーツ総合センター

体育館と、貸し会議室が中心。

 

スポーツ総合センター

全体的にハード的には古びている印象。

 

6月定例会の総務県民生活委員会で、「スポーツ科学拠点整備事業の進捗状況」についての報告があったのですが、この「スポーツ総合センター」は、いずれ「スポーツ科学拠点」に発展的に移行していくものなのか?
よく分からない。

 

さいたま水上公園跡地

ん?

この、もしゃもしゃの雑草に覆われたフェンスの向こうに見えるのは、もしかして・・・

 

さいたま水上公園跡地

おお!埼玉の海!

これは、なついですねー。

そうです、さいたま水上公園です。

ガキの頃、家族で遊びに来たな―、流れるプール、楽しかったなー。

 

さいたま水上公園跡地

昨年、令和4年(2022年)2月に閉園していました。

わずか1年半しか経っていないのですが、既に雑草が生え始め、ホームレスも住み始め、いい感じの廃墟感が漂い始めていました。

コロナ禍が発生したため、実際の営業は令和元年(2019年)までだったようです。

 

さいたま水上公園跡地

掲示板。

 

さいたま水上公園跡地

管理棟。

 

さいたま水上公園跡地

管理棟の貼り紙。

 

さいたま水上公園跡地

正面入口跡。

大勢の入場者をさばくために白線が引かれ、列が乱れないように金属製パイプが設置されていたものと想像します。

いいですねー、こういうの。
廃墟マニア的にはたまりません。

こういう、在りし日の、そこにいた人の営みがイメージできるようなものに、たまらなく萌えます。

 

さいたま水上公園跡地

プールに飛び込む滑り台。

さいたま水上公園は、昭和46年にオープンし、私個人的には思い出深い、流れるプールは、老朽化のために平成24年度には廃止されていたそうです。

 

ちょっとこの辺の資料をまだ全部目を通していないのですが、要するに、老朽化とともに、子供の数も減っていて来場者数も減っていたし、という理由で、廃止したようです。

リニューアルではなくて、廃止ですね。

 

私がガキの頃は、モーレツサラリーマンだった週休一日制の父親はなかなか休みが取れず、海に遊びに行けるのは年に一回、2泊3日がせいぜいでした。

今は、何だかんだで暮らしは豊かになり、休みも取りやすく、交通機関も発達して海に行きやすくなりましたので、「埼玉の海」の存在意義が消失した、ということでしょうか。