台湾地震被災地支援募金活動を行いました。

令和6年(2024年)4月3日、台湾東部にて大きな地震が発生し、建物が倒壊し、多くの方が瓦礫の下敷きになるなど、甚大な被害が発生しています。

 

台湾と我が国とは、歴史的に深い結び付きがあります。

台湾と我が国とは、

自由、民主政治、人権の尊重、法の支配という共通の価値観を持ち、

安全保障上、共通の利益、共通のリスク(共通の敵)を持つ、同志国です。

 

また、私個人的には、台湾の地域研究で卒論を書くなど、思い入れの深い国でもあります。

 

お互いに地震が多い国であり、それぞれの国で大きな災害が起こった際には、お互いに助け合う関係が続いています。

 

先日、浦和駅前にて、台湾地震の被災地支援のための募金活動を行いました。

 

 

自民党埼玉県連青年局での募金活動

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埼玉県議会 日台友好議員連盟での募金活動

こちらは、超党派の議員連盟です。

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多くの方から浄財をお寄せいただきまして、ありがとうございました。


県議会常任委員会、新年度は産業労働委員会へ

埼玉県議会では、配属先の委員会は、毎年変わります。

(蕨市議会では、2年毎でした)

 

先の2月定例会にて、配属先が入れ替わりまして、私は、

  • 常任委員会:総務県民生活常任委員会 → 産業労働企業常任委員会
  • 特別委員会:危機管理・大規模災害対策特別委員会 → 自然再生・循環社会対策特別委員会

となりました。

 

 

令和6年度(2024年度)の1年間は、産業労働政策に力を入れていきます。

 

 

令和6年度の予算で行われる新規事業のうち、産業労働政策に関わるものを、2つほどピックアップしてご紹介します。

 

 

渋沢栄一起業家サロン

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渋沢栄一翁は、埼玉県が輩出した、偉大なシリアル・アントレプレナーです。

人名を冠したがゆえに、何をやるのか分かりにくくなってしまっていますが、要するに自治体運営型の創業支援施設です。

今のところは、「そのような名前の施設を造る」ということしか決まっておらず、ハコモノの域を出ていません。

ただ今、5月10日を提出期限として、プロポーザル方式で業務委託先を募集しています。

提案内容によって、この渋沢栄一サロンが何をやるかが決まります。

 

 

弊社 株式会社ブレード・コミュニケーションズは、2004年創業当初より数年間、荒川区が運営する、まさに自治体運営型のインキュベーション施設に入居していたことがあります。

あの時の体験や、周りに入居していた企業・事業者を観察した経験から言うと・・・うーん、荒川区に対して多大な恩がありながら、極めて言いづらいのですが・・・もう20年も経ったからまあいいか!
私個人的には、自治体運営型インキュベーション施設の存在意義には否定的です。

血を吐き、泥水をすすり、将来への不安と仲間の裏切りへの怒りで眠れない夜を過ごしながら創業した経験がある人にしか、創業支援なんかできないんじゃないですかねw

 

 

あー、いやいや、そんなことはない。

予算がついて、やる以上は、県としては頑張って結果を出すしかないです。

 

 

スタートアップだけではなく老舗事業者も利用できるようですので、機会があれば、ご活用ください。

 

 

価格転嫁支援

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埼玉県、及び埼玉県議会としては、前提条件として、

・概ね2%前後のマイルドで抑制された物価上昇は望ましい
・全ての事業者において賃上げが行われ、継続されることが望ましい

という考え方に立っています。

 

 

その上で、現状認識として、

・概ね2%前後のマイルドで抑制された物価上昇が、実現している。
・大企業において、賃上げが行われている。
・次なる課題は、県内 中小企業・小規模事業者の賃上げである。

という考えです。

 

 

県内 中小企業・小規模事業者が賃上げを実現するために、

下請の中小企業・小規模事業者が、原材料高・人件費高の価格転嫁を行うに当たり、元請けの大企業との交渉をサポートするために、埼玉県は、

・伴走型支援
・価格転嫁交渉ツールの提供

を行います。

 

 

実効性については、これからチェックし続けていきます。


【埼玉県議会】12月定例会が閉会

埼玉県議会、令和5年12月定例会は、12月22日(金)閉会致しました。

 

 

これにて、今年の県議会のオフィシャルな活動は、終了です。

しかしながら個人的には、諸々の雑務を含め、まだまだ地元行事などが続きます。


【埼玉県議会】12月定例会が開会

12月定例会が開会

昨日、令和5年(2023年)12月4日(月)、埼玉県議会の12月定例会が開会しました。

12月22日(金)に閉会する予定です。

 

 

・今年夏の猛暑により生産物に被害を受けた農家への補助のための市町村補助
・県立川口特別支援学校の児童生徒増加による教室増築費用
などの一般会計補正予算など計20議案が上程されました。

また、議員提出議案として、北朝鮮による人工衛星打ち上げに講義する決議案が全会一致で可決されております。
(人工衛星打ち上げと弾道ミサイル発射は、技術的には同じものです)

 

 

親子傍聴室ができる

この定例会より、親子傍聴室がサービス開始しました。

傍聴そのものはもちろん無料ですし、親子傍聴室の利用も無料ですので、お気軽にご利用ください。

 

 

議会での避難訓練

本会議終了後、議場にて震度6の地震が発生したという想定で、避難訓練が行われました。

 

 

自民党県議団 1期生の会向けの議案説明会

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この定例会に上程された議案の説明会が執行部より行われました。

 

定例会・臨時会において、執行部から上程される議案の説明会は、蕨市議会においては、おおむね開会日の1週間前に行われていました。

埼玉県議会においては、自民党県議団の議員数が多いこともあり、「当選期数ごとの会」ごとに行われております。


県議会と市議会の違いなど

さて、ただ今、開かれている埼玉県議会の6月定例会は、いよいよ明日、令和5年(2023年)7月7日に閉会となります。

まだ終わっていないのですが、県議会と市議会の違いについて、だらだらと書いてみます。

 

 

大枠では、議会の仕組みは同じ

地方議会では、議会の仕組み、流れ、ルールは、大きな枠では、どこも同じです。

議会制民主主義という考え方とその運用が、国により地域により異なったら、おかしなことになってしまいます。

我が国の地方議会のみならず、首長制・大統領制であれば、どこの国の議会も、基本は同じはずです。

 

但し、我が国の国会は、議院内閣制なので、首長制の地方議会とは全く異なります。

 

 

ローカルルールが多数

とは言え、細かいルール、細かい運用については、ローカルルールが多々あります。

議員にとっては、慣れるまでは戸惑ったりすることが多いのですが、これは、県民・市民にとっては、どうでもいい話ですね。

 

 

ヤジが多い

これは、県議会は、かなり多いです。

個人的には、11年前のエントリで書いたように、議場でのヤジについては肯定的に捉えています。

ヤジにはヤジなりの効用があります。

議会においては議員同士が議論し意見を表明し合う機会は少なく、従って、議員が意見を表明するチャネルは多い方が良い、というのが、私の考えです。

 

 

 

一般質問は、年に一回

蕨市議会では年に4回の定例会の毎回、やることができました。

県議会では、年に1回です。

 

 

自民党会派が、圧倒的に多数

定数93のうち、自民党議員団(という会派)が、58名。

これだけの圧倒的シェアを占めていますので、主要な議会内ポストをほぼ独占しております。

 

なお、埼玉県議会においては、自民党は、政党 = 会派 です。

 

 

自民党会派内では、当選期数序列の傾向が強い

元々、我が国の政界においては、当選期数序列が暗黙のルールとなっているのですが、蕨市議会よりも、埼玉県議会の自民党会派は、この傾向がより強くなっています。

自民党会派は、人数が多いゆえに、序列を設けないとマネジメントし難いため、当選期数序列がガバナンスのルールとして採用されている、ということなのだと思います。

当選回数ごとに一期生の会、二期生の会・・・などの集まりがあり、それぞれごとにポストが割り振られたり、意思決定を行ったり、という仕組みになっております。


県議会 6月定例会/私の一般質問の予定など

令和5年(2023年)6月19日より、埼玉県議会の6月定例会が始まっております。

 

 

県議会のペーパーレス

県議会では(おそらく県庁内でも)、全面的にペーパーレス化しております。

県議会では、自前のPC・タブレット類を常時持ち歩き、これで資料を見るしくみです。

ペーパーレスというと、SDGs的には「良い事」なのですが、インターフェースがこなれていないために、ユーザとして使いにくくて不便な点も多々あります。

・机の上に幾つも文書を広げて、照らし合わせながら読み進めるような閲覧ができない。
・メモする機能が貧弱過ぎて、手書きよりも遥かに不便かつ遅い。

 

 

他方で、

・全文検索ができる。

など利点もあります。

 

 

県議会の一般質問

地方議会では、一般質問という仕組みがありまして、議員がテーマフリーで何でも質問を出来る機会があります。

「質問」といったも、「~~は、どうなっていますか?」といったように、単に何かを尋ねるだけの仕組みではありません。

要望を投げかけたり、問題点を指摘して改善を求めたりした上で、「~~についてご所見は?」という形を取ることで、自らの政策案を主張することができるという機会です。

 

もちろん、埼玉県議会にも一般質問という仕組みはあるのですが、何しろ、議員数が多いために、年に1回程度しか割り当ての順番が回って来ません。

蕨市議会では、年に4回の定例会全てにおいて、一般質問をやることができたのですが。

 

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当選一期目の同期生。
一般質問後、傍聴に来たご支援者、知事、自民党県連・県議団幹部とともに記念撮影。

 

 

私の初の一般質問は、来年2月定例会

1期生の中でくじ引きをした結果、来年2月定例会でやることになりました。


【埼玉県議会】任期初の5月臨時会が開かれました

昨日 令和5年(2023年)5月23日より本日24日まで、期間2日間の5月臨時議会が開かれました。

私にとっては、任期初の議会となります。

 

 

議会人事

地方議会ではどこでも、選挙後すぐに臨時議会が開かれ、正副議長、各委員会の正副委員長、各議員の所属委員会などの議会人事を決めることになります。

それぞれの任期は1年間なので、翌年の同じ頃に再び臨時議会を開き、議会人事を決め直すことになります。

従って、結局のところ、毎年、同じ時期に臨時議会を開くことになりますので、もはや臨時ではなく、定例なのですけど、慣習的にそのように呼び習わしております。

 

 

議会人事においては、

私は、

  • 総務県民生活常任委員会
  • 危機管理・大規模災害対策特別委員会
  • 予算特別委員会

に所属することになりました。

 

私としては、当面のところは、特定の分野に狭く深く精通した専門家志向ではなく、ゼネラリストとして全分野を広く把握していきたいので、一通り、常任委員会も全て一回ずつ経験してみたいところです。しかしながら、委員会任期は1年間で、常任委員会は8つありますので、全て経験しようと思ったら8年間かかってしまうことになります。

議長には、立石泰広議員(川口市選出)が就任されました。

議長室で一緒に記念撮影をさせていただきました。

 

 

補正予算

この5月臨時議会において、補正予算案が上程され、可決されております。

国からの補助率100%の補助金を原資としたもので、補正額184億円です。

この補助金は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金というものです。当初は新型コロナウイルス感染症拡大による、感染対策・シュリンクした経済対策・生活支援のための仕組みだったのですが、その後、エネルギー高・物価高対策としての性格が付与され、肥大化している代物です。

 

それにしても、蕨市の一般会計予算が、総額260億くらいなんですよ。
その7割の金額の補正予算が、会期2日間の臨時議会で決められてしまうわけです。

蕨市議会での感覚からすると、どうしても審議は大雑把なものになってしまっている感が否めません。