彩の国さいたま人づくり広域連合の議会がございました。

「彩の国さいたま人づくり広域連合」という組織がありまして、これは、埼玉県と県内市町村すべての共同出資による、行政職員の教育研修機関です。

広域連合というのは、複数の自治体が、共同で行政サービスを行うために設けた団体のことです。

ちょっと分かりにくいのですが、この広域連合もまた、特別地方公共団体と言って、「地方公共団体」の一種なのです。
地方公共団体の一種なので、予算・決算があるし、条例もあります。
それらを決めるための、議会もあります。

 

ところで、私は今、蕨市の議長を務めているのですが、議長には「充て職(あてしょく)」が多くあります。
議長に就任すると、自動的に、関連する他の組織の役員などにも自動的に就任するルールが予め設けられています。

そのうちの一つで、私は、今、彩の国さいたま人づくり広域連合の議会の議員を務めております。
これは、県議会議員、県内全市町村の首長・議会議長が持ち回りで議員を務めることになっています。

 

 

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本日は、その議会の定例会がございました。

 

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令和4年度の予算を決めました。

 

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「令和4年度の職員研修のポイント」は、3つあり、

(1)新たな時代に対応する力の育成
(2)チームで働く全体力の向上
(3)研修等のオンライン化の推進

 

(2)は、全体力という言葉はいま一つ意味がよく分からない造語ですが、組織運営におけるリーダーシップとかフォロワーシップの育成というのは、今更新しいテーマでもなく、当たり前に必要ですね。

(3)も、コロナ後を今更見据えなくとも、オンライン教育はかなり広まっていますので、これも当然の流れと言えます。

 

(1)のうちの、「デジタル人材の育成」というのが、タイムリーなテーマと言えます。

私は、かつて市議会の一般質問で2回に渡って主張したことがあるのですが、
蕨市程度の小さな自治体には、財政的にもHRの量的にもいっぱいいっぱいなので、最先端のDXのやり方を研究開発して試行錯誤を重ねて取り入れていく余裕が無いんですよ。

規模が大きく、余裕がある先進自治体が、研究開発して試行錯誤を重ねて成功したノウハウの上澄みを上手くパクって取り入れるのが、蕨市くらいの自治体の最適なやり方です。

 

従って、よその自治体の成功事例をうまくパッケージ化して教育研修してくれるのであれば、願ったりだと思います。

(しかしながら、研修内の詳しい中身までは分かりません)


自民党埼玉県連が、来年の参院選2人目候補擁立を断念

これは何とも残念なニュース。

難色が…自民埼玉県連、参院選「2人目」公募擁立を撤回 党本部から「できない」 公明も難色を示していた

自民党埼玉県連(柴山昌彦会長)は8日夜、さいたま市内で臨時の役員会を開き、来夏の参院選埼玉選挙区(改選数4)に向けて募集を始めた公認候補予定者の公募を取りやめることを決めた。公募は6日から始めたばか…

参院選は、3年毎に半分ずつ改選する仕組みなのですが、埼玉県選挙区は、前回、令和元年(2019年)選挙から、定数が2人増えていたのです。

つまり、「3年毎に3人」から、「3年毎に4人」になりました。

埼玉県選挙区 – Wikipedia

埼玉県選挙区(さいたまけんせんきょく)は、 日本の 参議院議員通常選挙における 選挙区である。定数は、 2019年の定数増加で8(改選4)人。設置から 1995年までは定数4(改選2)人、1995年から2019年までは定数6(改選3)人で、改選3人の選挙区となる5道県で最も狭く人口が多い選挙区であった。 福井県選挙区との 一票の格差 は、2.35倍。定数増加前は、全45選挙区で最大の3.07倍となっていた。 2019年(令和元年)10月27日執行当日有権者数:6,127,006人 最終投票率:20.81%(前回比:-25.67ポイント) 大野元裕の辞職( 埼玉県知事選 出馬)に伴う 当日有権者数:人 最終投票率:27.52%浜田卓二郎の辞職(埼玉県知事選出馬)に伴う 時の内閣: 宮澤内閣 1992年(平成4年)7月26日執行当日有権者数:人 最終投票率:% ※補欠当選は任期3年 土屋義彦の辞職(埼玉県知事選出馬)に伴い、補欠選を合併実施。 (全国投票率:50.72%(14.30%)) 第14回参議院議員補欠選挙 埼玉県選挙区(定数:1人) 1991年(平成3年)6月16日執行当日有権者数:人 最終投票率:17.80%名尾良孝の死去に伴う 第4回参議院議員補欠選挙 埼玉県選挙区(定数:1人) 1960年(昭和35年)11月20日執行当日有権者数:人 最終投票率:68.86%大沢雄一の辞職(衆議院選出馬)に伴い、 衆院選 と同日実施。 第2回参議院議員補欠選挙 埼玉県選挙区(定数:1人) 1955年(昭和30年)6月5日執行当日有権者数:人 最終投票率:27.63%松永義雄の死去に伴う (全国投票率:72.19%(11.07%)) 時の内閣: 第1次吉田内閣 1947年(昭和22年)4月20日執行当日有権者数:1,104,537人 最終投票率:62.71% ※補欠当選は任期3年 (全国投票率:61.12%)

来年、令和4年(2022年)に次の参院選がありますが、

現在の3議席は、

自民
公明
無所属(旧民主系)

となっています。

自民党埼玉県連としては、自民党候補をもう一人立てよう、ということで準備していたらしいのですが(私は昨日初めて聞いて知った)、諸事情により、断念したとのこと。

 

それでは、来年、追加の4議席目はどこの政党が獲得するか?というと、

2年前の結果(自・立・公・共)を振り返りつつ、近年の維新の伸長を慮ると、日共か日本維新の会が獲得することになってしまうのではないでしょうか。

このような状況を黙って見ているしかないのは、何ともかんとも、噛み締める歯茎から血が出るほど残念でなりません。


蕨市議会報告会の動画が公開されました。

令和3年度、蕨市議会報告会の動画が公開されました。

YouTube配信の他、蕨ケーブルビジョンWinkでも放送されております。

 

コロナ以前は、市内各地の公民館等を巡回して、リアル会場での対話形式で行っていたのですが、このコロナ禍によってそれもままならないため、昨年に引き続き、対話要素を盛り込んだオンライン配信形式となりました。

 

関係者の皆様、お疲れ様でした。広報広聴委員会の古川委員長のプロデュース力のおかげで、おもしろいものになっています。

 

冒頭あいさつ。

 

3つの常任委員からの活動報告。

 

市内4中学校の中学生からの質問におこたえします。

 

仮設庁舎の議会フロアのご紹介。

 

どうぞご覧いただき、コメントをお寄せください。


蕨市議会 12月定例会が始まっております。

さて、令和3年(2021年)11月26日(金)より、蕨市議会 12月定例会が始まっております。

蕨市議会の定例会(定例議会)は、年に4回開かれており、そのうちの一つです。
定例会の他に、臨時会というものがあり、蕨市議会の場合は、慣習的に、毎年7月に7月臨時会を開き、議会人事(役職や、委員会等の配属)を決める事になっています。

(毎年開くにもかかわらず、臨時と呼ぶとはこれ如何に?)

 

 

ところで、私は今年の7月臨時議会にて議長に就任しております。

議長の任期ってどのくらい?とよく尋ねられますが、明文化されたルールはありません。

上記で述べたように、毎年の7月臨時会で議会人事を決めるため、「7月始まり~7月交代」ということで、1年間ないし2年間というのが、議長の任期の慣習となっております。

 

 

議長という職は、議会運営のために中立の立場が求められます。

 

例えば、会社などで、社長なり管理職なりの立場で会議を主宰する際は、ファシリテートしつつ、自分も好き勝手に意見を発言することになります。場合によっては、自分以外の参加者全員が反対したとしても、社長なり管理職なりの権限で、独断で結論を出すこともあります。

しかしながら、議会では、議事進行役を務める議長は、自分の意見は一切言ってはいけないのです。
まあ、当たり前といえば当たり前ですね。

中立の立場を確保するために、過去の蕨市議会の議長の中には、所属している会派を一時的に離脱する(そして、議長退任後には元の会派に復帰する)方もいたようです。

私は、所属する会派:自民党系の令政クラブ(旧:新生会)は抜けておらず、所属したまま会派の活動も続けておりますが、どのように中立性を保つかという点については、思い悩むところがありました。

 

 

と言うことで、このブログでも、その他の公の場でも、国政やら県政やらについては思うままに発言をして参りましたが、蕨市政については、会派の一員としての立場の意見、議員個人としての考えにについての発言を控えることが多かったのですが、自分の考えを一切発信しない、というのは、とてもつまらないし、ストレスも溜まるものですので、そろそろこれも終わりにしようと思います。

議会内(委員会や、その他の付属の会議を含む)以外では、一議員の立場で、ある言いは、一個人として、好き勝手に発言していこうと思います。

議会内+その付属の会議の中に限定して中立に振る舞えばOKだろう、と割り切って考えることにします。


珍しいパターンの陳情

ただ今、開かれている、蕨市議会 令和3年(2021年)6月定例会において、珍しいパターンの陳情がありました。

本日 6月8日は、私が所属している教育まちづくり常任委員会が開かれたのですが、そこでこの陳情についての話し合いが行われました。

 

 

なお、請願と陳情という似たような仕組みがあり、

・請願 議員の誰かが紹介(支援する趣旨で仲介すること)するもの。
・陳情 議員紹介がないもの

という違いがあります。

これらは、誰でも、蕨市民以外でも出すことができます。

 

 

蕨市政の政策決定過程に参画するための、様々な方法のうちの一つです。

 

陳情の詳細情報

陳情第1号 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のフィットネスクラブ活用に関する要望書 〔要望要旨〕   新型コロナウイルス感染症(COVID−19)を受けた新たな生活様式を余儀なくされる中、健康二次被害の懸念が顕在化しています。 …

だいたいにおいて、陳情は、国政レベルでのテーマについて何らかの主義主張をもった団体が、全国の市町村の議会に無差別に送っている、というパターンが多いのです。

もちろんこれはこれで無意味ではありませんし、自らの主義主張を推し広げていくための一つのやり方として、制度的に認められているものです。

 

 

今回のパターンは、本質は、

全国規模の業界団体所属企業の蕨市内の支部・支店が連名で、コロナ禍による業績悪化に対する業界支援を要請する趣旨のものです。

 

 

名目は、「コロナ禍で外出しにくくなった市民の健康二次被害を防ぐために~~」とロジックが強引である上に、コロナ禍で業績悪化している業界は他にも多々あるために、私が所属している会派:令政クラブは反対しました。採決の結果、この陳情を取り上げることについては反対多数で「不採択とすべきもの」と決しました。

 

 

請願・陳情というのは、何の事前のすり合わせもなくポンと提出しても、なかなか通すのは難しいものです。

議会においては、採択するか/しないか、すなわち、1か0かで結論を出さなくてはならないので、「言わんとすることは理解するし、支援したいが、その主張通りに取り上げることはできない」みたいな場合も、一律に「採択しない」という結論とせざるを得ません。

 

今回のパターンのような、全国レベルの業界団体所属企業の、蕨市内の支部・支店が、連名でその業界への支援を要請する、というような場合は、いきなり陳情をポンと出すのではなく、まずは、商店街・ビジネス団体などのタッチポイントを通じて、議会の議員・会派などにカジュアルな形でコンタクトを試みることをお勧めします。


[蕨市議会]3月定例会が閉会しました。

昨日、令和3年(2021年)3月23日(火)、ほぼ5週間に渡る、蕨市議会の3月定例会が閉会しました。

3月定例議会は、翌年度の予算を決めるので、年に4回の定例議会のうちで最もボリュームがあります。

・個人の確定申告
・政治団体の収支報告書の提出
などが重なるので、一年で最も忙しい時期であります。
(まだ終わっておりませんが)

年度の切り替わりなので、何やかやで雑務が多い時期ですね。

 

 

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昨日は、閉会後、権現堂堤に花を見に行ってきました。

桜は五分咲きといったところ。
菜の花は満開で、花粉症ゆえに鼻汁が詰まったマスク越しの鼻にも、濃い香り。

 

 

あと、私事ですが、1,2年前から不調だった左足の底、中指~薬指の付け根のあたりの、負荷をかけたときの骨がゴリゴリするような痛みが強くなりました。

年明けに、彩湖~荒川CRを20キロほどラン錬した時に、痛みで走れないほどになり、歩いて帰ってきました。

中足骨 骨頭部痛というようです。

市内の整形外科でレントゲン診察をしてもらいましたが、疲労骨折ではないということが判明したのみで、神経なのか腱なのか、痛みの原因もよく分からない、といった感じのようです。

この故障とは、気長に付き合っていくしかなさそうです。

取り敢えず、インソールが効果があるとのことで、千円程度の安いものから、7,8千円の高いものまで、あれこれ買い揃えて試しているところです。

練習量は、月間150kmくらいに減らして、代わりにバイクとスイムを増やして様子をみております。


【蕨市議会】令和2年度の議会報告会(オンライン版)

蕨市議会の令和2年度(2020年度)議会報告会ムービーがyoutubeにてリリースされました。

今年は、コロナ禍のために、会場での開催は行わず、ケーブルテレビ(蕨ケーブルビジョンWink)での放送とyoutube配信です。

期間限定ですので、お早めにご視聴ください。

 

質問、意見・要望もどしどし受け付けております。