埼玉県歯科医師連盟デンタルミーティング

令和6年(2024年)3月28日、埼玉県歯科医師連盟と、県内の自民党 国会議員・県議会議員による歯科口腔政策に関する意見交換会「デンタルミーティング」がございました。

 

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歯や、口の中の健康管理は、とても大事なものです。

大きな自然災害が発生して避難している時などは、ついつい優先順位を低く置いてしまいがちですが、歯科口腔のメンテナンスを怠ることによる悪影響は、長期間に及び、人生そのものに深刻で回復不能なダメージを与えることもあります。

 

埼玉県民の歯と口の健康維持のために、引き続き尽力して参ります。

 

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いつもありがとうございます。


防災グッズに、歯磨き用品を入れよう

たまたま見ていたテレビジョンのニュース番組にて、令和6年能登半島地震の避難所の様子が映っていました。

 

被災者に向かって、歯科医師が、

「ちゃんと歯磨きしてますか?」

と語りかけて回っているシーンでした。

 

 

着の身着のままで避難してきた多くの被災者の中には、歯磨きセットを持っておらず、自宅は倒壊・火事で炎上してしまって危険なので取りに帰れない、という方もいるでしょう。

 

 

水が不足する中で、歯磨きしない被災者も多いのだと推測します。

たしかに、水不足なのであれば、飲み水の確保が最優先です。

幾つかの避難所では新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなどの感染症が発生しているようですので、水は、手洗いやうがいに使うことを優先するべきであって、歯磨きなんて後回しだ!2,3日歯磨きしなくても死にはしない!と考える人も多くいることともいます。

 

 

しかしながら、虫歯や歯周病は、ただちに生命の危機に直結するものではないものの、中長期的には健康を蝕み、QOLを低下させるものですので、決して非常時だからといって省略していいものではありません。
そして、避難生活がどれほど長く続くことになるかも、まだ分かりません。

うまく磨けば、それほど大量の水を使うわけでもありませんし。

 

 

そう言えば、蕨市議会での12年間の活動の中で、議会で防災備蓄について取り上げられたことは何度もありますが、備蓄品として、歯磨きセットが言及されたことは、私の記憶の範囲では、一度もないのですよ。今、蕨市議会の議事録をざっと検索してみたのですが、たしかに一度も言及されていませんでした。

飲み水、食べ物、毛布、発電機、おむつ、女性用生理用品、医薬品などは、もちろん何度も言及されてきましたし、当然ながら、しっかり備蓄されています。

 

 

ということで、心配になってあれこれ調べたところ、

蕨市webサイトのこちらのページに、防災備蓄品のリストが掲載されています。

このリストによると、市内の各防災備蓄倉庫の合計で、歯ブラシセット 16,200セットが備蓄されているとのこと。

ひとまずは安心ですね。

 

しかしながら、この種の身の回りのものは、「まずは自分で用意する」自助が大原則です。

公助 — すなわち、自治体が用意する備蓄品は、家が倒壊・水没・炎上してしまった、取りに帰ることも出来ない、という人のために提供されるものです。

まずは、ご自宅の防災グッズセットの中に、歯磨きセットが入っているか確認してみましょう!


わらび健康まつり・歯ッピーわらびがございました

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令和5年(2023年)11月5日、蕨市民会館におきまして、

わらび健康まつり・歯ッピーわらび がございました。

 

医師会、歯科医師会、薬剤師会、臨床検査技師会や、民生委員、保護司会、蕨市消防本部などの他、市内各地のコミュニティ団体などが参加する、健康をテーマとしたイベントです。

体力測定、健康相談などが行われました。

コロナ禍のために4年ぶりの開催となりました。

 

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山岡昌彦 蕨戸田歯科医師会会長からは、

コロナ禍において、

マスクをつけることが増える

→口で呼吸する(鼻ではなく)

→口の中が乾燥する

→口の中で雑菌が繁殖しやすくなる

→虫歯・歯周病になる

 

というパターンが増えている、というお話がありました。

 

無意識のうちに、マスクの内側で口呼吸している人は多いみたいですね。

 

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実は、私は、参加するのは初めてでした。

 

健康と、家族仲良くすることは、何ものにも代えがたい宝物です。