北朝鮮による全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会

令和6年(2024年)5月11日(土)、永田町の砂防会館におきまして、全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会がございました。

 

埼玉県議会の拉致議連メンバ一同が出席致しました。

 

全拉致被害者の身柄の奪還のために、更に北朝鮮に対する圧力を高めてまいります。

20240511 全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会

横田めぐみさんのお母さん、横田早紀江さんによる痛切なスピーチは、胸を打つものがありました。

 

 

この全国大会は、北朝鮮側がかなり注視しているイベントです。

過去には、数日後に北朝鮮側が、政府高官による談話のような形でレスポンスすることもありました。

今回も、何らかのレスポンスが数日以内に行われる可能性があり、注視してまいります。

 

 

諸々の情報を総合すると、我が国政府と北朝鮮側との間で、秘密の交渉が水面下で行われているようです。

拉致被害者のご家族もかなりご高齢となりました。
一刻も早い解決を求めます。


新潟県内の、北朝鮮による日本人拉致被害現場を視察

自民党埼玉県議団では、すべての拉致被害者の身柄の奪還に向けて条例制定の準備を進めております。

その一環として、プロジェクトチームのメンバとともに、新潟県を訪問してきました。新潟県と柏崎市の拉致問題に対する取り組みのヒアリング内容については、別途まとめて解説しますが、この稿では、幾つか写真をレポートします。

 

 

新潟市の横田めぐみさん拉致被害現場

まず新潟県庁へ。

県庁舎は、市内中心部から少し離れたところにあります。市役所と異なり、一般の県民が県庁に何らかの用事があって訪れる機会は皆無ではないかと思います。

 

20240418 新潟県庁

鈴木正人議員(志木市)と、知事政策局 国際課 拉致問題調整室を訪問し、新潟県の取り組みについてヒアリングしました。

新潟県は、最も多くの拉致被害が発生した都道府県であり、解決に向けて専任部署を設けて力を入れて取り組んでいます。

 

20240418 新潟県庁

県庁ロビーの幟旗。

 

20240418 新潟県庁

県庁ロビーに、拉致問題解決に向けての署名台が設置されています。

 

20240418 新潟県庁

県庁ロビーの写真パネル展示。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

タクシーにて、横田めぐみさん拉致被害現場へ移動しました。

 

寄居中学校。

横田めぐみさんは、この中学校の生徒でした。

昭和52年(1977年)被害当日、バドミントン部の練習終了後、友人とともに3人で学校を出ました。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

学校の敷地の角。

一人目の友達とここで別れました。

一人目の友達は、この交差点を右折していきました。

横田めぐみさんは、二人目の友達とともに、この交差点を直進(写真の奥の方へ)しました。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

この交差点で、二人目の友達と別れました。

二人目の友達は、この交差点を左折していきました。

横田めぐみさんは、この交差点を直進しました(写真の奥の方向へ)。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

人家がまばらなわけではなく、住宅が密集しています。

坂の多いエリアです。

真っ直ぐな道路の先には、海が見えてきました。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

警察犬による捜査によると、この交差点で、横田めぐみさんの臭いが消えました。

つまり、この交差点でクルマに乗せられたことが推察できます。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

上記写真と同じ位置。

道路の向かい側(写真の奥)は、今は新潟大学附属小学校が設置されています。

昭和52年の拉致被害当時は、新潟大学理学部のキャンパスがありました。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

新潟護国神社の敷地には、新潟県警が設置した、目撃証言を求める看板が立っています。

 

20240418 横田めぐみさん拉致被害現場視察

横田めぐみさんは、この海岸から北朝鮮のボートに乗せられました。

港があるわけではないので、大きな船が接岸することは出来ません。

従って、沖合まで母船で来て、母船からは小さなボートを下ろして砂浜まで接岸したことが推定できます。

拉致被害当日、オートバイのエンジン音のような爆音が聞こえた、という証言も残っています。

 

尚、私は、12年前にもこの地を視察しております。

 

 

柏崎市

柏崎市へ。

同じ県内と言えども意外と遠く、新幹線を含めて2時間以上かかっての移動となりました。

20240419 柏崎中央海岸 蓮池夫妻拉致被害現場

拉致問題解決に向けて精力的に取り組んでいる、元柏崎市議の三井田孝欧氏にアテンドしていただきました。また、金子裕太議員(鴻巣市)が合流しました。

 

20240419 柏崎中央海岸 蓮池夫妻拉致被害現場

柏崎中央海岸(海水浴場)。

蓮池夫妻拉致被害現場です。

結婚前の蓮池カップルは、この海岸でイチャイチャしていた時に拉致されました。

昭和53年(1978年)拉致被害当時は、カップルにとっては格好のデートスポットだったそうです。

 

ここも砂浜海岸ですので、大きな母船が海岸に接岸することは出来ません。

 

尚、蓮池夫妻は2002年帰国を果たし、今は柏崎市内に住んでいます。蓮池薫さんは、新潟産業大学で朝鮮語・朝鮮史を教えています。

 

20240419 荒浜海岸(柏崎市) 山本美保さん遺留品発見現場

柏崎市 荒浜海岸に移動し、山本美保さん(特定失踪者)の遺留品発見現場を視察。

 

柏崎市在住で、特定失踪者問題調査会の活動をしている植松氏と合流し、説明を受けました。

 

20240419 荒浜海岸(柏崎市) 山本美保さん遺留品発見現場

荒浜は小さな集落です。

 

昭和59年(1984年)、山梨県在住で、山梨県内で姿を消した山本美保さんのハンドバッグが、この海岸で発見されました。

この海岸で拉致されたものか、捜査の撹乱のために敢えて置かれたものか、真相は分かっていません。

 

2004年、「1984年に山形県の海岸で発見された水死体が山本美保さん本人であった」と、山梨県警は発表しています。

しかしながら、山梨県警のDNA鑑定捜査、死体の損壊状況の発表、海流の流れの説明については合理的ではない部分もあります。

ご家族、特定失踪者問題調査会は、山梨県警の捜査に不信感を抱いております。

 

20240419 柏崎市議会 柄澤議長、眞貝議員と情報交換

柏崎市議会に移動し、柄澤議長、眞貝議員と情報交換をしました。

 

 

北朝鮮による拉致被害者すべての身柄の奪還に向けて、引き続き活動して参ります。

 

蕨市にも2名の特定失踪者(北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者)がいます。決して他人事ではありません。


日台交流サミット in 仙台に参加してきました

県議会では、日台友好議員連盟に所属しております。

議連にて、日台交流サミット in 仙台に参加してきました。

 

日台双方の、地方議員の交流の場となっています。

日台間には、国交が開かれていないため、行政府レベルでの公式チャネルが存在しないため、議員レベル・民間レベルでの交流が重みをもっております。

 

地方議員といえども、このような形で交流を積み重ねることが、我が国の安全保障にとっても重要です。

台湾は、自由、民主政治、法の支配、人権の尊重という、我が国と共通の価値観をもつ「国」です。

1年前のエントリで述べたように、台湾有事への備えは、地方レベルでも必要だと思いますね。

 

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謝長廷 駐日大使のご挨拶。

 

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仙台宣言が決議されました。

 

この決議のポイントは、

・(米国の国内法である)台湾関係法(Taiwan Relations Act)に相当する国内法の制定

・国際機関の枠組みへの台湾の加盟

・TPPへの台湾の加盟

を促進するべく、我が国政府に求める、というものです。

 

 

台湾関係法については、我が国では、言論レベルでは制定を求める意見が上がることはありますが、私の理解では、国会での議論になったことは未だかつて無いはずです。

この国内法を制定するということは、すなわち、台湾有事に対して、我が国が(明確に、ではなく、曖昧に)コミットメントすることを(一方的に)宣言する、ということになります。

 

このイベントの中の小野寺五典 元防衛大臣のスピーチの中で

「台湾有事は、我が国の有事でもある」

という発言がありましたように、気運は少しずつ醸成されつつありますが、まだまだ道のりは長いですね。

 

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議連メンバ等とともに、謝長廷 駐日大使と記念撮影をさせていただきました。

歴史上の人物にお目にかかれてとても光栄に存じます。

 

 

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次回のこの回は、台南市で開かれるとのことで、台南市議会議員が大勢訪れていました。仙台市とは姉妹都市提携をしているそうです。

台南市議会は、今まさに会期中で、しかも予算審議を行っている最中だとのこと(笑)

会計年度が、1月~12月なので、今ころ予算審議を行うわけですね。

台南は、最後に訪れたのは2016年。大地震によるビル倒壊現場を私費視察に行きました。


拉致問題を考える埼玉県民の集いに参加しました。

昨日、令和5年(2023年)9月16日、浦和にて拉致問題を考える埼玉県民の集いがあり、参加致しました。

 

20230916 拉致問題を考える埼玉県民の集い

 

 

このイベント、毎年行われているものですが、私が参加したのは、2014年以来ですね。

市議会議員の時代は、特にこの会の案内などが回覧されてくるわけでもないので、開催日を把握しておらず、ふと気がつくといつの間にかその年の会が終わってしまっていたりすることも多々ありました。

 

 

埼玉県議会には、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を図る埼玉県議会議員連盟というものがあり、私はここに所属しております。

議員連盟、略して議連というのは、超党派で、何らかのテーマについて取り組む議員が集まる団体のことです。
様々な種類のものがあります。
蕨市議会では、議員数規模が小さいこともあり、議員連盟は一つもありませんでしたが、埼玉県議会には多種多様な議員連盟があります。

この拉致議員連盟を通じて案内が回ってきて、多くの県議会議員が参加しておりました。

 

 

20230916_拉致問題を考える埼玉県民の集い 配布資料

主催団体は、

・救う会埼玉
・埼玉県

です。

県が主催団体の一つですので、県の職員も運営に携わっていました。

 

県内の市のうち、

・さいたま市
・熊谷市
・川口市
・行田市
・上尾市
・桶川市
・久喜市
・蓮田市
・白岡市
・吉川市

が後援しています。

 

 

このイベントが、来年は開催せずに済むことを祈ります。

しかしながら、来年開催することになった場合は、特定失踪者が2名いる蕨市にも後援してもらいたいですね。
(政府認定拉致被害者の田口八重子さんは、蕨市内の喫茶店で働いていたことがある、という情報もあります)

 

 

拉致問題は、人権問題のみにあらず、我が国の国家主権が侵害されたという問題

拉致被害者の本人の意思に反して身柄が拘束され、北朝鮮に連れ去られているという点で、人権の侵害であることには間違いがないのですが、

我が国の国家主権が侵害された、という問題でもあります。

つまり、安全保障問題です。

我が国政府としては、最高度の優先順位で取り組むべき課題です。

 

 

蕨市一般会計予算 :外国人園児・児童生徒保護者補助金を廃止しよう

蕨市一般会計予算の中には、外国人園児・児童生徒保護者補助金というナゾの補助金制度があります。

朝鮮学校にに通う子供の親だけを対象としたものであり、間接的な朝鮮総連への補助金にほかなりません。

経緯も根拠も不明で、我が国の国益に反する、極めて邪悪な補助金制度であるとして、市議会でも度々取り上げて問題視し、廃止を求めてきました。

 

 

10月21日、拉致被害者・特定失踪者家族の集いのご案内

拉致被害者・特定失踪者家族の集い 案内資料

令和5年(2023年)10月21日(土)、新宿でこのイベントが開催されるとのことです。

主催は、特定失踪者問題調査会です。


蕨市議会:ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議

蕨市議会からのお知らせ

当サイトではJavaScriptを使用しています。検索機能を利用するためには、JavaScriptをonにしてください。 本文へ移動 ロシアは、我が国を含む国際社会が強く自制を求める中、本年2月24日、ウクライナに軍事侵攻した。 …

令和4年(2022年)2月24日の、ロシアによるウクライナへの侵攻を受けて、3月2日、蕨市議会では全会一致により抗議決議を行いました。

 ロシアは、我が国を含む国際社会が強く自制を求める中、本年2月24日、ウクライナに軍事侵攻した。
ロシアの力による一方的な現状変更は、ウクライナの主権と領土への重大な侵害であり、国際社会の平和と秩序、安全を脅かし、かつ明らかに国際法・国連憲章に違反する行為であり、断じて容認することはできない。
よって、本市議会はロシアによるウクライナへの攻撃や主権侵害に対し厳重に抗議の意を表するとともに、ロシアに対し、ウクライナからの即時撤収、国際法・国連憲章を遵守した対応を強く求める。
以上、決議する。

 

私個人的にも、改めてロシアのウクライナ侵攻を非難致します。

 

 

 

ところで、以下、私見ですが、

「ロシアによるウクライナ侵攻は、プーチン大統領ただ一人が悪いのだ」という論調を目にすることがあります。

ロシア国内にも戦争反対の声がソーシャルメディア上に投稿されていたり、デモ活動が行われていることを傍証として、ウクライナ侵攻はロシア国内では支持されておらず、プーチン大統領ただ一人が暴走しているだけだ、というロジックです。

先の私のエントリで述べた通り、この度のウクライナ侵攻は、「緩衝地帯を求めて、ウクライナのNATO加盟を阻止する」という、ロシアの論理に基づくものであって、それなりのロシア国内の世論の支持を得ているのではないかと、私は分析しております。仮にプーチン氏に変わる次なる政権が出てきても、大きな方針は変わらないと思料。

この戦争の落とし所をどうするか?これはけっこう難問です。

ロシアを追い詰め過ぎると、ほんとに彼らは戦術核使いかねません。

「いかにしてロシアに戦術核を使わせないようにするか」というのが、ロシア制裁を考える上で、かなり重要なのではないかと思います。


ロシアによるウクライナ侵攻

ロシアがウクライナに侵攻しました。

ロシアの、力による現状変更の試みを非難致します。

 

 

 

ロシアの論理

さて、露国は、昭和20年より我が国に侵略中の隣国でありますので、ロシア人の考え方、ロシアの論理を知ることは、我が国にとっては死活的に重要です。

テレ東の豊島さんの解説動画が、38分間ですごく分かりやすくまとめてありますので、これは見る価値ありです。

 

  • ロシアは、自ら欧州に侵略したことはない。
  • ロシアは、ドイツからもフランスからも侵略されてきて、数千万人規模の死者を出してきた。
  • NATOは、かつては反共同盟、いまは反ロシア包囲網であり、ロシアを侵略するためのビークルに他ならない。
  • ロシアにとっては、緩衝地帯が必要。

 

プーチン氏「他に選択肢なかった」、ウクライナ侵攻巡り

[モスクワ 24日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は24日、安全保障を巡る状況を変える政府の試みが全て無に帰したことを受け、ウクライナに対する特別軍事作戦を命じる以外選択肢はなかったという認識を示した。 プーチン大統領とはビジネスリーダーらとのテレビ会議で、ロシア政府は行動を余儀なくされたとし、制裁が発動されることも理解しているとし、「何らかの形で制裁への備えはできている」と語った。

これらのロシアの論理を踏まえれば、ロシアにとってはウクライナの北大西洋条約機構加盟は到底受け入れられるものではなく、プーチン大統領の「他に選択肢はなかった」という発言が出てきた真意が理解できます。

 

 

 

ところで、上記テレ東の動画の中で、参考文献として、

大木 毅, 『独ソ戦』, 岩波書店, 2019

 

が、オススメされています。

おっ、さっそく読んでみよう!と思ったら、3年前に買ったまま、机の上で積ん読状態になっていました(笑)

早速、読み始めております。

 

 

逢坂冬馬, 『同志少女よ、敵を撃て』, 早川書房, 2021

こちらは、綿密な歴史の研究を下敷きにして描かれた、スターリングラード攻防戦における赤軍女性スナイパー兵士を描いた小説として、オススメされています。

表紙の絵柄はラノベっぽいですけど。

さっそく、koboで買って読み始めております。


12月定例会陳情:核兵器禁止条約の件

陳情の内容

蕨市議会の、この12月定例会に、以下のリンク先のような陳情が出されております。

陳情の詳細情報

陳情第5号 日本政府に「核兵器禁止条約」の署名・批准を求める議会決議意見書採択に関する陳情 【陳情趣旨】 …

陳情団体は、県内の原爆被爆者団体です。
内容は、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書を国に対して出してほしい、というものです。

 

 

総務委員会の結論

この種の陳情に限らず、あらゆる議案は、

(1)テーマごとに割り振られた委員会で話し合う、結論を出す
(2)本会議で、委員会の結論を追認するかどうか話し合う、結論を出す

という2段階を経ることになります。

 

昨日、令和3年(2021年)12月1日に(1)に相当する総務委員会が開かれたところです。

蕨市議会(定数:18)の総務委員会の現メンバは、6人おり、会派構成は、

令政クラブ(自民系):2
公明党:1
日本共産党:1
日本維新の会・無所属連合(いわゆる、見なし会派):1
リベラル系無所属:1

となっています。
このうち、委員長は採決に加わることが出来ず、今は令政クラブから出しております。

昨日の結論は、反対は、令政クラブ:1、公明党:1の計 2名のみであったため、賛成多数ということで、賛成という結論になりました。

 

これは、蕨市議会全体では、保守系・国政与党系比率が過半数を占めているものの、総務委員会の構成メンバはリベラル系・国政野党系比率が高いために、このような結論に至ったものです。

(国政与党とは、自公を指しますが、蕨市議会においては、市長は共産党であるため、自公は野党になります。)

 

 

本会議での結論の見込み

令和3年(2021年)12月16日に話し合われることになりますが、総務委員会での結論をひっくり返して、反対という結論に至る見込みです。

 

 

核兵器禁止条約について私見

 

核廃絶をする方法

私の、戦略核兵器+その運搬手段と核戦略論に関する歴史観は、5年前のエントリで述べた通りで、今日においても変更はありません。

 

戦略核兵器(戦術核兵器を含まず、戦略核兵器のみ)が、国際法に違反し、残虐で極悪非道なものであることは同意しますが、そうであるがゆえに、戦略的な価値があります。

戦略核兵器+その運搬手段と核戦略論があるからこそ、世界の安定が維持され、大国間の戦争が起こらず、平和が保たれているのです。

この構図は、冷戦期から米中対立・覇権移行期の今日に至るも変化はありません。

 

今の時点で、特に米中が核廃絶をした場合は、米中対立が戦争にエスカレーションする可能性が極めて高いものと考えます。

戦略兵器を廃棄することではなく、戦略兵器を持ち続けて安定を維持することこそが、戦争を防ぐ唯一の方法です。

従って、我が国が核兵器禁止条約に参加することは、戦争が起こる可能性を高めることに他ならないものと考えますので、反対します。

 

 

核廃絶の実現への道

戦略核兵器+その運搬手段、核戦略論に変わる、次の世代の戦略兵器と戦略理論が出現すれば、世界中の戦略核兵器は一瞬のうちに効力がゼロになります。この保有コストが極めて高い兵器を維持し続ける理由がなくなりますので、瞬時に核廃絶(戦略核の廃棄)が達成されることになります。

但し、個人的な予想ですが、そのような状況になった場合も、当面は戦術核は維持されるのではないかと思います。