中仙道武州蕨宿 宿場祭りがございました

令和5年(2023年)11月3日、中仙道武州蕨宿 宿場祭り がございました。

 

祭りの成功おめでとうございます。

野村睦実行委員長をはじめとするスタッフの皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。

中仙道蕨宿に市内外からお越しの全ての皆様、ありがとうございました。

 

 

20231103 中仙道武州蕨宿 宿場祭り

式典にて、ご挨拶を申し上げました。

 

20231103 中仙道武州蕨宿 宿場祭り

わらじろう。

 

20231103 中仙道武州蕨宿 宿場祭り

うーー!サンバ!

江戸時代の参勤交代を模したもの・・・では、ありません。

 

 

明治節の11月3日は、毎年、日差しが強く暑いくらいの陽気で、絶好の祭り日和になります。

祭りの3日前に、中仙道蕨宿沿いの蕨郵便局にて、高齢の元暴力団員による発砲・立てこもり事件が発生し、祭り前日まで近隣の交通規制が行われていたため、祭りが無事に開催できるだろうかと、やきもきしました。

県警関係者の方々にもお世話になりました。


見沼代用水の払い下げ

見沼代用水土地改良区において、見沼代用水のうち、もはや農業用水として使われていない支流の部分について、それぞれの地域の市に払い下げるプランが進められているそうです。
今の時点では、時期は未定です。

蕨市が、お金を出して買い取る、ということになります。

その後は、埋め立てててしまえばいいと思います。

20230706 蕨市内の見沼代用水

昨日の、蕨市錦町地内、春日公園付近の見沼代用水。

まったく手入れがなされておらず、草がもしゃもしゃに繁茂し過ぎて、水面が見えません。

そもそも、ほとんど水は流れてきておらず、ヘドロしかないのですけどね。

 

 

 

見沼代用水は、江戸時代に造られた、190kmにも及ぶ長大なもので、本流は、今日においても農業用水として用いられています。

見沼代用水土地改良区という団体が、運営管理しております。

 

旧浦和の文蔵から、蕨市の北町に流れ込み、錦町を経由して戸田市へと流れ出ております。
この区間は、見沼代用水の本流ではなく、支流の一部に過ぎません。

蕨市~戸田市の支流においては、都市化が進んだため、もはや農業用水としては用いられておらず、水が流れずに淀んでヘドロが堆積し、不法投棄を招き、美観を損ね、悪臭を放ち続けてきました。

蕨市議会議員に初当選した平成23年(2011年)以来、環境整備を見沼代用水土地改良区に求めるようにと、蕨市に対して要求し続けてきました。

蕨市は、長年に渡りこの問題を放置し続けてきました。
市議会での一般質問、予算案における質疑、会派での予算要望など、あらゆる機会に改善を求めてきたのですが、見沼代用水の風景は、12年前の平成23年当時から何も変わっておりません。

 

ようやく動き出しそうです。


『星落ちて、なお』読みました。

澤田瞳子, 『星落ちて、なお』は、河鍋暁翠画伯を主人公として取り上げた、今年 令和3年の直木賞を受賞した小説です。

河鍋暁斎氏は、狩野派に学んだ正統な日本画家ですが、おどろおどろしい骸骨の絵や、風刺画など、枠にとらわれずに独自の画風を作り上げていった画家で、誰もが認める天才です。

澤田瞳子氏の小説は、たぶん2/3くらいは読んでます。

http://kyosai-museum.jp/hp/top_page.htm

河鍋暁斎美術館が蕨市内にあるという縁で、蕨市民にはとても親しみのある画家であります。

 

ということで、koboで買って読んでみました。

 

 

 

話の中には、河鍋暁斎画伯本人は出てきません。
冒頭から、暁斎画伯の葬儀のシーンから始まります。

主人公は、そのお嬢さんである、画家の河鍋暁翠氏です。
不勉強ながら、お名前を私は知りませんでしたが、この方はこの方で、絵画史に名を残している一流の画家であり、暁斎の画風の後継者です。

 

河鍋暁斎画伯は、河鍋派と呼んでもいいくらいの独自の画風を打ち立てたのですが、ご本人のあまりにも不世出の才能に依る部分が大きく、また、折しも、明治維新の時期であり、古典的な日本風のものが疎まれ、西洋風のものが持て囃される風潮に一気にシフトしたため、数百人もいた門弟は散り散りとなり、時代遅れとの評価を受けることとなってしまいました。

(門弟が四散してしまったのは、江戸時代までの徒弟制が崩壊し、明治時代になって西洋型学校教育システムが導入されたことも大きな理由の一つです。)

 

そのような中でも、河鍋暁斎氏の、あまりにも飛び抜けた才能と、多くのものを犠牲にしながら絵描きという仕事へ注ぎ込んだ膨大なエネルギーは、強力な引力を持ち、子孫や、弟子や、パトロンなど周りの人たちを巻き込んでしまいます。

その力は凄まじく、死して尚、その後何十年にも渡って、周りの人たちの人生をも束縛し続けます。

 

商才に恵まれていたはずのパトロンの大店の商人は、遊蕩に明け暮れて身を持ち崩し、最も著しく画才を引き継いでいたはずの長男の画家は、時流に乗れずに不遇のうちに亡くなり、・・・というところで、これ以上はネタバレしないように書きませんが、

 

この、暁斎画伯の類まれなる才能とエネルギーが持つ引力に、否応なく巻き込まれてしまった、周りの人たちは幸せだったのだろうか?

というのが、この小説の一つのテーマであります。

 

 

 

話全然変わりますけど、今はちょうどお盆休みなのですが、新型コロナ第5波による感染拡大が続いていることもあり、家に籠もって、妻とネトフリで映画を見まくっているのですが、

『ラ・ラ・ランド』

これ見たんですよ。

 

カフェでバイトしながらオーディションを受け続ける、女優になりたい女と、「ジャズは死んだ」と言われる不遇の時代にあって、伝統的なジャズを復興させたい男が、恋に落ちながら、それぞれ夢を追い求めるミュージカル映画なのですが、

 

ネタバレしないように書くのは難しいのですが・・・

恋と夢と、両方を欲張りにも得ることは、至難の道なのです。

 

この映画のエンディングを、ハッピーエンドとみなすか、バッドエンドと感じるかは、その人の人生観に依るでしょう。

 

 

いかに才能に恵まれようとも、いかに努力を重ねようとも、何かの道、何かの夢を極めようとすれば、何かを犠牲にしなくてはならない、周りの人たちをも巻き込んでしまうことすらある、ということでしょうか。

 

 

とうことで、この小説の感想を一言でまとめると、

平凡が一番

凡夫たる私には、これしか出てきませんね。


蕨市の新型コロナワクチン接種状況

本日、令和3年(2021年)6月1日(火)より、蕨市議会 6月定例会が開会しました。

 

 

蕨市における、現時点での新型コロナウイルスワクチン接種状況が発表されています。

尚、ワクチンは、通常、日にちをおいて2回接種することになります。

 

 

  • 市内医療従事者

1回目接種率 90%

2回目接種率 68%

 

個人的には、意外と低いなという印象です。県内他市や全国平均の状況を存じませんので、比較は出来ませんけど。

今月上旬には完了見込みとのこと。

 

 

  • 市内65歳以上の高齢者

5月16日から集団接種(大きな会場で、大勢が一斉に接種する)が、5月17日から個別接種(個人単位で、医療機関に予約して接種する)が開始。

予約済み率  75%

1回目接種率 16%

2回目接種率 不明

 

「予約済み率」が、個人的な予想以上に高い点に驚きました。もっと接種忌避率が高いものと思っていました。「75%」という数字も、現時点での値ですので、最終的な(接種忌避者を除く)接種率は高くなるはずです。

少なくとも、蕨市内においては、予約したくてもサーバが重くて予約webサイトが繋がらない、コンタクトセンタに何度電話をかけても繋がらない、といった類の混乱は生じていません。

国内の接種忌避率については、まだ学術機関やマスメディア等による体系的な調査は行われていないようで、どのくらいの数字で着地するかはまだ分かりません。

 

 

  • 市内65歳未満の接種スケジュールは?

現時点では不明。


蕨戸田衛生センターの焼却炉延命化工事は最終段階に

一昨日、令和3年(2021年)5月25日は、蕨戸田衛生センター組合の本会議がございました。

蕨市と戸田市とで、共同で、ごみ処理・し尿処理・リサイクルを行っています。
その合弁組織が、蕨戸田衛生センター組合です。
この組織は「一部事務組合」と呼びまして、言わば、共同出資による合弁会社のようなものです。他には、消防でもこの仕組みが用いられるケースが多いようです。

 

基幹的設備改良工事の進捗の報告がありました。
主に、ごみ焼却炉の延命化工事が中心です。

蕨戸田衛生センターのごみ焼却炉は、3炉あります。

このうち、2炉の工事は既に完了しました。
残る最後の1炉の工事が、今年2021年9月から来1月までの約4ヶ月間をかけて行われる予定です。

この期間中、一部ごみ処理を、近隣市の施設に委託することになりますので、ごみ収集時間帯が移動致します。

 

 

この一連の工事の最大の目的は「延命化」すなわち、既存の施設をできるだけ長く使うためのものですが、他にも、省エネ化という効果もあります。

既に、既存の工事済み2炉は稼働しておりますが、省エネ化の効果は大きく出てきており、ごみ焼却の熱によって発電した電力を売却することによる売上は、従来の2倍以上になっております。


蕨市のワクチン接種について

さて、GW前半が終わりましたが、昨年のGWに引き続き、私は今年のGWも、ラン、ロードバイクの練習でちょこちょこ荒川沿いを走った以外は、家にこもって過ごしました。

買い物も、すべてネットスーパーで済ませており、リアル店舗はコンビニくらいしか行きませんでした。

東京都等は緊急事態宣言、埼玉県等はまん延防止等重点措置(マンボウ)が発令されており、せっかくの新緑が映え、乾いた空気が気持ちいい季節ではありますが、気軽に外出できる状況ではありません。

天気がいい日に家にこもっていると、気持ちが鬱々としてまいりますが、自分自身が新型コロナウイルスに感染しないためであるのみならず、公衆衛生の観点から社会全体を守るためでもありますので、残念ながらやむを得ぬことです。

 

ここ最近は、変異株の感染拡大が続いております。

埼玉県の日別感染者数、病床利用率も増加トレンドにあり、まさに、ゲームのルールが変わった、という認識が必要かと思います。

つまり、「今まではマスク+手指消毒だけで大丈夫だった」という常識が、これからも通用するとは限らない、ということです。

 

 

蕨市内の最新のワクチン接種状況

市議会議員のところにリアルタイムに情報が届いてくるわけではないので、私は把握していません。

例えば、
「55歳、基礎疾患がない健康な蕨市民の自分は、何月何日に接種が受けられるのか?」
といったような質問を受けることが多々ありますが、私から回答することは出来ません。

最新の情報は、市のwebサイトを閲覧してください。

 

本件に限らず、議員は、「行政の代理人」ではなく、「市民の代理人」なので、行政の状況について質問されても、知らないものは知らないんです。

 

余談ですが、行政というのは、基本的には、「積極的に情報を開示したくない」というマインドを持っています。秘密情報ではなく、悪意をもって意図的に隠蔽するわけでもなければ、「取り敢えず情報開示」すればいいのに、と思いますが、「取り敢えず黙っておく」というのが、行政担当者の普通の感覚のようです。
この種の情報の開示を求めるには、議会という場、議員という立場は、いろいろ便利ではあります。

 

 

「そもそも、ワクチン接種、受けても大丈夫?」という素朴な不安への回答

是非、可能な限り最も早いスケジュールで受けてください。

副反応への不安をお持ちの方が多いようで、この質問はよく受けます。

副反応は、確率論的に必ず発生し、これを避けることは出来ませんが、このリスクを取ってでも、ワクチンを接種することのメリットの方が遥かに大きいです。

ワクチン接種は、自分自身の感染防止のためだけではなく、家族や身の回りの人たちのウイルス感染を防ぐためでもあり、集団免疫を獲得して社会全体を守るためでもあります。

 

 

ワクチン接種が何でこんなに遅いのか?

どこにボトルネックがあるかというと、おそらく、今の段階では、「ワクチンの確保」ではないかと推測します。

これは国マターです。

 

国レベルで、必要十分な量のワクチンが確保された後は、

・地方レベルの行政リソース
・接種のための現場の医療リソース

の確保が課題になり、この2つがボトルネックとなってくる可能性がありますが、まだその段階にまでは至っていないようです。

 

 

東京オリンピック・パラリンピック開催中止を求める署名云々について

この種の署名活動が幾つか立ち上がっているようです。

背景には幾つかのパターンがあり、

・誠にオリンピック・パラリンピックの中止をすべきだと考えている。
・政権批判・与党批判の文脈で、政権・与党を批判することを目的として、オリンピック・パラリンピックの中止を唱えている。

どちらかを慎重に見極めてください。

私自身も、今のタイミングでは、中止すべきだと思っているのですが、この種の署名活動はことごとく胡散臭く感じるので、敬遠しています。


蕨を発見!

昭和2年、美保関事件において、軽巡洋艦神通と衝突して沈没した、駆逐艦蕨がついに発見されたそうです。

蕨は、21隻建造され、植物の名前をとって命名された樅型駆逐艦の20番艦ですので、蕨市とは縁もゆかりもありませんが、それでも、嬉しいですね。

演習中にお亡くなりになった将兵、責任を取って自刃された神通艦長の水城圭次大佐のご冥福をお祈り申し上げます。

 

初の水中撮影 駆逐艦『蕨』93年ぶりに発見|テレ朝news

九州大学を中心とするチームが島根県松江市美保関沖の海底で撮影した構造物が、93年前に沈没した旧日本海軍の駆逐艦『蕨(わらび)』と判明しました。今回の調査のきっかけは、地元の大学生・大原圭太郎さんの働き掛けでした。大原さんは地元の歴史について調べるうちに、119人もの命が失われた事故のことを知りました。 …